硬度0の軟水を料理に使う

グラスが清潔に洗える ビールが美味い


軟水で洗うと、石けんカスができません。そして、ミネラルの水垢は激減します。つまり、グラスの表面に不純物が付着しにくいので、ビールの泡が消えにくい!

泡が最後まであるビール、おいしいです。

飲み終わったビールジョッキ。一口分ずつ段々になった泡の跡、消えてません!

鰹と昆布の出汁 取りやすい!

横浜に来て衝撃だったのは、鰹と昆布の出汁の味が出ないことです。京都で使っていた倍量を投入しても、全く薄い。

うどんのおつゆが味気ない。もうそれだけでホームシック。

しかし、硬度0の水で抽出すれば、しっかりとした旨味の香り高い出汁が簡単に取れるのです。

関西は鰹と昆布、関東は煮干しが主流という出汁。地域の硬度の違いが食文化に直結!

軟水はエキス抽出に最適。そういや我が家の軟水器は、エスプレッソマシンが原型。コーヒーも然りです。

※なお、我が家の軟水器は飲料用ではないので、浄水ポットに通してから使います。

アクがあるものは硬水で煮る


スジやガラは、硬度そのままの水で煮ています。

ミネラルとアクがブワッと固まって浮きます。その塊さえすくえば、澄んだスープになるのです。

硬度が高いヨーロッパでは、ブイヨンやコンソメが美味しいですよね。日本だと豚骨ラーメン…熊本とか鹿児島とか…美味しいですよね!硬度が高い地域は、そっち系のスープが美味いです。

豆が柔らかく煮える


おまめさん。ふやかす時間が短くても、ふわっと柔らかく煮えるんですよ。味噌を仕込む時も潰しやすい。

ロックが甘い

自動製氷機に軟水を入れて、氷に。

モルトウィスキーでロック作ると甘く、それでいてシェリー樽のスモーキーな香りが際立ちます。好みがあると思いますが、お酒を軟水で割ると、甘さや香りの特徴が強調されるように思います。

食器を浴室で洗う背徳感

軟水で食器を洗ってみました。スッキリ!いい!

しかし、うんこ座りで浴槽下の排水口に向かって食器を洗うのは何だかとてもモラルハザード。1回きりのチャレンジでした。

硬度ゼロの軟水とは?

Page top icon