横浜市のマンションにて、ユニット浴室クリーニングをさせていただきました。
ハウステック社製 システムバスルームです。
樹脂製の浴室床が、ツヤがあったり無かったり。そして、黒ずんでいたり、いなかったり。
質感や色にムラが生じています。このようなムラが、不潔感・生活感に繋がります。
「床の掃除は週1回くらいやっています。お風呂掃除用洗剤をスプレーして、ブラシで擦り洗いをしています。
掃除をしてもキレイにならないってことは、樹脂の劣化でしょうか?築年数もけっこう経ってますし。」 と、お客様。
同じ画像を高解像度で切り取ってみます。
床の細かな凹凸模様の凹みに黒ずみ汚れが見られます。
赤っぽい色ムラも見られます。
浴室で数日の間に発生する「赤い色のカビ」。この赤カビ自体はプヨッとやわらかいフィルム状なので、チョチョッと擦り洗いすれば一網打尽です。
しかし、赤カビの色素が水道水に溶け込んだミネラルと一体化し、更に巻き込み積み上がり、と繰り返すうちに 「固い赤い水垢」 に進化します。
赤で話しましたが、黒カビだったら「黒い水垢」になります。カビキラーを振り掛けても平気のヘーな顔をしているカビは、ミネラルとコラボしてるカビなのです。
お送り頂いた画像から、
・樹脂の劣化ではない。
・日常的なお掃除では除き切れなかった汚れが長期にわたり蓄積し、現状に至っている。
・ウォッシュテックの浴室クリーニングならば数時間で除ける。
と判断、クリーニング後の浴室床は、このように。
テカリ・黒ずみ・赤みが消えて、のっぺり均一で光沢のないマット感に戻りました!
同じく高画質で。
繊細な凹凸に入り込んでいた黒ずみ、表面に覆いかぶさっていた汚れ、流れ込みにくい箇所にあった赤っぽい水垢、全て無くなっているとお分かりかと思います。
また、樹脂の劣化ではないということもお分かりになりますでしょうか。
掃除をしていても、汚れます。そしてその汚れは、掃除では対応しきれていないから表われているのです。
日本における住宅(専有部)の管理は、「家事としての掃除」に高い割合で委ねられています。
業者を一度も入れたことが無い住宅であれば、100% 家の中の人が担っています。
100%というのは責任重大すぎます。
ずーっと手探りで休まず取り組んできたけど、無限で成果も出ず、汚れて古くさくて悩んで疲弊しているところに、掃除すら満足にできないとは怠慢だ・業者を入れてお金を遣うなど浪費だ、とか言うてこられたら、泣いてしまう。
私は断言します。
家の中の人の掃除のみで、10年も20年も住宅を快適で清潔でヘルシーなコンディションに保つことは、不可能です。
家事は、お風呂掃除だけではありません。
数百種類ある家事労働のうちの、たった一コマです。
生活中、家事一コマあたりに割り当てられる時間・体力・テクニックは限られています。
不足するのは当然です。
足らない、できない、そのような難しい汚れの対処は、ウォッシュテックのクリーニングで補ったらいいと思います。
10年も20年もヘルシーなコンディションのまま暮らせるなら、その方が圧倒的にコスパよしです。