20年以上使用の大理石玄関タイルを美しく磨き直す

横浜市のマンションにて、玄関の大理石タイルを研磨させていただきました。

「築20年以上でものすごく汚いし、傷やヒビ割れもあるのですが、少しは良くなりますか?」 と、ご相談です。

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「もう手遅れでキレイにならないようなら、上からクッションフロアかカーペットを貼って、隠しちゃおうと思って...」 と、お客様。

仰る通り、土足歩行による汚れや傷が目立ちます。20年以上ご生活をされているのですから、当然といえます。

ズームにしますと、こうです。汚れと傷で、石かどうかもハテナ?何の石かもハテナ?な状態です。

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「大理石の玄関タイルが汚れたことに気付いて、拭き掃除をしたけれど、全くキレイにならない。そもそもどのようにケアするのが正しいのかも分からない。

持て余した状態のまま、とても汚いレベルまで達してしまい、もう隠蔽するしかないか?」 と思われる方は、少なくないと思います。

しかし私は、大理石の上から化学床やシートを貼るリフォームは得策ではないと断言します。

理由は、今ある大理石とは永遠バイバイになるからです。

大理石は、顕微鏡で見ると、穴ぼこいっぱいのスポンジのような構造です。

そのような大理石の上に化学床やシートを貼られますと、床材に含まれる可塑剤や接着剤が穴ぼこ伝いに深く染み、脆く崩れさせてしまいます。

いったん化学物質で変質した大理石は、なんぼ研磨しようともカサカサと白く濁って光ることはありません。

そして、深くまで染みた痕跡は研磨機が届かず削り落とすことができず、取れません。

つまり 「再び元の石の玄関に戻したい」 と思う日が来ても、もう二度と「以前の状態」に戻せません。

正しいチョイスはウォッシュテックの石材研磨メンテナンスです。

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「ワタシ、20年以上、玄関で踏んだり歩いたりされてきた大理石です」 とは信じられない光沢と色合いに戻りました。

小窓のレースカーテンのドレープ、社長・中島の作業カバン、白いギターケース...すべてが鏡のように鮮明に映り込んでいます。

くすんで汚れた印象が、一気に明るく清潔に。セレブ感あふれる玄関となりました。

同じく画像を切り取ってみます。ひび割れと思われていた黒い線は、大理石特有のクラック模様に汚れが入り込んで目立っていただけだったのでした。

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大理石のタイルは、何も塗らず貼らず、ただ定期的に正しく磨くだけで、何十年も何百年も美しく使い続けられるサスティナブルな床材です。

もしシートやカーペットを上貼りしたとして、その床材とて数年後には薄汚れて10年後にはボロくなって、その後、どうされるおつもりですか。

キタナイ期間が長すぎますし、どうしたらいいか悩んだり決めたり繰り返さねばなりません。

手に余る、持て余す、どうしていいか分からない そのようにお思いの方が多い大理石ですが、

実は 「大理石が汚れたらウォッシュテックに磨いてもらう。ただそれだけで、建物を建て替える日まで何も考えなくていい。」

というものすごくストレスフリーで地球にやさしい床材なのでした。

20年やそこらで 捨てるしかネェ こんな石もうイラネ そんな気分になるなんて、もったいないことです。

大理石はリフォーム不要の床材ですから、研磨されたとしても他とは比べ物にならないコスパです。

研磨をされない方向もあると思いますが、

磨けば光って美しい石でありながらズズ黒く暗く汚い状態で使い続ける、どんどん石が不健康になりいづれ研磨してもさほど成果が上がらなくなる、

リフォームするとしたら今と同じ大理石はイヤだからセラミックタイルにするとか?振動を伴う騒音だから管理組合に申請?わっ産廃費が高い!そしてセラミックタイルの光り方、安っぽい。そして10年後、石と違う感じの汚なさ~~~

そんなエンディングがもしお嫌であれば、研磨された方がよいでしょう!

玄関なるべく全体とお困りの箇所の画像を添えて、お気軽にウォッシュテックにお声掛け下さい。

拝見して、詳細折り返します。

日時:2025年3月18日 PM 02:58
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