浴室 ガラス扉 白い水垢を除去 透き通って見えるよう直す

東京都目黒区のマンションにて、ガラス扉を含む浴室のクリーニングをさせていただきました。

リフォーム工事ののち数年ほどはクリアに透けていたガラス扉ですが、現状は白く濁って向こうが見えません。

bath_glass-mizuaka-cleaning0.jpg

水道水に含まれるミネラル成分がくっついて、お掃除では全くキレイになりません。

なぜなら、汚れも材質もどちらも「無機質」だからです。

水垢汚れにおける主要ミネラルといえるシリカは、ガラスの原料です。

同じ性質どうし引き寄せられくっつきあい凹凸になり更に引き寄せられ、一定期間を経て分子レベルでガラスと一体化することにより、 「けっして落ちないけどメチャ目立つ 水垢」 になります。

同じ画像を切り抜いてズームで。

bath_glass-mizuaka-cleaning0zoom.jpg

水滴がくっつく、水が垂れる、そのままの形で水垢になっていることがお分かりになりますか。

干上がったミネラルの微細な凹凸が重なり、固く石のようにこびり付いて、その期間中にカビや排ガスなどもくわえこみながらグレーやベージュがかって見えてきています。

この画像の段階ですと、率直に申し上げて、ご依頼のタイミングがちと遅いです。

というのは、クリーニングは現場施工であり、全部外して工場に持ち帰って高圧電源でギュイーンと研ぎ直すとか、できません。

じっくりコトコト薬剤を効かして、固い汚れをやわくして、ネッチリネッチリ磨いて、濯いで流して、もう一回...というような「可能な限り頑張るしかない」作業なのです。

もちろんクリーニングしないよりしたほうが圧倒的に有利ではあるが限度はあり、新品同様・何事もなかったかのようにはお約束できかねる旨、お客様からご快諾頂き、いざ浴室クリーニングです。

クリーニング後のガラス扉。

bath_glass-mizuaka-cleaning1.jpg

ガラスが透けて、脱衣室の床が真っすぐ見えるようになりました。クリーニングの道具が丸見えです。

同じくズームで。清掃前の画像と比較されてみてください。

bath_glass-mizuaka-cleaning1zoom.jpg

ウォッシュテックのクリーニングでは、ガラスや鏡にダイヤモンド砥石や粗い研磨材は一切使いません

ダイヤで表面ごと削り取られて細かな傷ができたガラスは、太陽光や照明が透けると丸くモシャモシャとした跡が見えます。

劇薬で表面ごと溶かされ焼かれたガラスは、じっくり色んな角度から透かして見ると歪んでゆらっとして見えます。

社長・中島の仕事には、その「やっちゃってる感じ」がいっさい無いということです。

ガラス扉が透明なのは、何のため?

居室と浴室の境界が無くなることで、広く開放的に見えるから!

温かみを感じるタイル、硬質な輝きのステンレス、そしてクリアでなめらかなガラス...その色と質感の対比・バランス・差異がオシャレだから!

もし、ガラスが白く濁った汚れで透き通っていないなら、その個性や強みはゼロになります。印象としたらゼロ通り越してマイナスかもしれません。

しかし、ウォッシュテックのクリーニングを活用するならば、本来あったはずのデザイン機能を「汚れを理由に諦める」というトホホは無くなります。

ベストコンディションを保つにはコストが必要です。しかし、今ある個性や強みを、長く変わらずフルにエンジョイできます。

リフォームや新築から「数年だけカッコいい。あとはトホホ。どんどんトホホ。」ではコスパ悪すぎです。どうぞお気持ちよくご納得なご生活を!

日時:2025年2月18日 PM 04:39
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