ウォッシュテックの業務を月ごとにご紹介
カーペットに植木鉢を置いた跡 シミ クリーニング
東京都大田区の中古マンションをご購入、ご入居前の空室全体ハウスクリーニングご依頼のお客様の現場です。
オプションでカーペットクリーニングを承りました。
リビング角の窓際に、茶色いシミが目立ちます。
「内覧の時は、まだ売主さんが住んでいる状況でした。
植木鉢がたくさん置いてあって、いい雰囲気だったので、鉢を動かしてまでチェックせず...!
汚れた染みが事あるごとに視界に入ってきて、気分サゲサゲです。
ウォッシュテックさん、どうにかなりますか?」
「タイルカーペットなので、当初、汚れた箇所の枚数ぶんだけ買って、交換すればいいや、って考えていたのですが、
既に同じ品番は廃盤で入手できず...!
しかも、見本帳で実際の色合いを見たら、今あるカーペットよりも色がだいぶん濃いんです。
もし在庫を探し当てて部分的に張り替えたとしても、違和感ありすぎると思いました。
床を全面張替するとすれば、リフォーム業者さんとの遣り取り...
高いし時間もかかるし。他の箇所はまだ使える。そこまでやるのはイヤです!
...ウォッシュテックさん、重ね重ね、どうにかなりますか?」
と、お客様。うーむ。
リビング隅っこの日当たりが良いゾーンは、確かにグリーンを置きがちです。
そして、植木鉢の受け皿から、知らぬ間に水(養分を含んだ土を通過した水です)がオーバーフロー、そのまま何度も繰り返してました。そんなトラブル、少なくありません。
そして窓から差し込む紫外線が、床の材質を褪せさせる...これも、よくあることです。というか、必ずあること。
ウォッシュテックからのご提案は、下記の通り。
・売主さんが、どのくらいの年月かけて「やっちまっていた」のか不明であるので、シミを完全にナシにすることは不可能です。
・「あ~、植木鉢をやっちまったな」と一目で分からないレベルを着地点とします。
・全体クリーニングの工期に1日プラスするだけ、最も早くて安価でラクな方法といえます。
・今回は「なるべくローコスト、なおかつストレスは感じない」方法でご入居されて、いづれ繊維の擦り切れが気になり始めたらハードモードな全体貼替を検討されてみては?
お客様よりご了承を得て、いざ!カーペットクリーニング!
どうでしょう。 「やっちまったな!」と一目瞭然に分かられないレベル。
日本の住宅は、「カーペット?貼ったら貼りっぱなし。毎日、見るし触れる。けど、今まで一度も専門業者に洗ってもらったことはない」が一般的です。
つまり世界最高水準で汚れている、と言っていいコンディションです。
なので、全面的に、ヒッ...と声が出るくらい汚れています。
今回、シミもアレでしたけど、ちゃんとしっかり汚いカーペットでした。
もしご購入の中古マンションが敷き詰めカーペットだったら、カーペットクリーニングせずに入居するチョイスなどナッシング...取れてきた汚水を見るたび、わたくし、ふるえます。
画像ではお伝えし切れませんが、踏み心地フカッ!お部屋の空気も澄んでいます。
印象一変、心機一転、ウォッシュテックのマンション空室全体ハウスクリーニングは、一般的な清掃業者が受け付けていないハイテクニックな分野もワンストップでご依頼いただけます。
クリーニングのみですから、工事の手配と出費、管理組合への申請および工事お知らせの掲示は無用です。
ぜひ!
2024年10月31日
大理石の玄関 黒い汚れを除去しツルツル清潔な印象に直す
横浜市のマンションにて、大理石の玄関をメンテナンスさせていただきました。
こちらのマンションは築9年。黒っぽい染み?マダラ?汚れ?が全体的に見られます。
「知り合いの内装業者さんとコーディネーターさんに訊いてみたんですが、『だって天然石ですから。これも味ですよ。』と、断言されて。
それで、いったん味として受け止めようと試みたのですが、どうにも不潔っぽいしみすぼらしいと感じて、飲み込めない。気分が下がるんです。
そしてネットで調べて、ウォッシュテックさんに辿り着きました。」 と、お客様。
石がズズ汚れて、キレイでステキに感じなくなっても、「味なのだから、何もしないでOK」と考える人は、少なくありません。
しかし、「味ですから」 とノーメンテナンスを貫くって、ツライことだ...と私は考えています。
そもそも、石の味って、なんだろう?
例えば、お庭の石灯篭は、実は、赤錆が垂れている方が価値が高いそうです。
強固な御影石が錆びるほど長い歴史があるモノホンの庭やで~ハリボテとは違うで~と一瞬で物語れるから、というのが理由だそうです。
しかし、石の錆が「価値を高める味」になるのは、「厳格に管理され、美しいコンディションに保たれた」岩・砂利・苔・庭木などが、完璧な配置で有るならば、という条件つきです。
それゆえ、たいていの空家の庭で錆びている石灯篭は、「汚い石だ」と判断され、二束三文の瓦礫として廃棄されるのだそうです。
そのくらい 「味」としてポジティブに働く曲面はレアであり、けっきょくは 「キレイさ」 の方が直感的で上位、ということかと思います。
「大切に扱われず酷使され放っておかれ、結果、汚く不潔に崩れた」 さまを積極的に見たいかどうか。
自分が所有する住宅で、生活している中で、そのさまを見続けたいかどうか。
「味なのよ、これは味よ」と、頭で分かろうとしても飲み込めない...それは当然であって、ツライしストレス、と私は思います。
研磨した大理石の画像です。
斑点状の黒いにじみは、実は、付着した汚れでした。
全体を曇らせ濁らせていたのは、実は、歩行で生じたランダムな擦り傷でした。
大理石の白っぽい部分は、メンテナンス以前に見られたボンヤリ点々模様ではなく、もっと大きくシャープで、モザイクのよう。
石の組成が、そのまま目に見えてくる。
大理石は貴重な化石ですよ、と一目で分かるようになる。
それこそが本当の石の味であって、天然の良さだと思います。
住宅や設計を生業にしていても 「味論」 を展開する人は少なくありません。
理由は、
・石をキレイにする方法を提案できない。
・石材研磨と聞いたことはあるが、具体的に調べたことはない。
・事例を見たことがない。
・発注し納品したことがない。
けど、専門家っぽく返さなきゃ...なるべく短いターンで済ませたい...という焦りかと思います。
実際に光沢を失い汚れた石をキレイに直せる技術があるウォッシュテックの社長・中島なら、返し方はこうです。
「あ、こりゃあキビシク汚れてるっすね。
でも研ぎ直せば、見違えるようになりますよ。」
ええかっこしぃ成分ゼロ、シンプル。そこが技術ある者の強みです。
汚れた石を直されたい方は、お写真を添えて、お問い合わせください。
2024年10月25日
トイレの手洗い 蛇口根元の茶色とボウルの水垢をクリーニング
東京都目黒区のマンションにお住まいのお客様より、トイレクリーニングを承りました。
2015年頃からこっち、都心にあるマンションのトイレは、タンクレスが主流です。
タンクレストイレとは...便器の背後にタンクがない、タンクの上に手洗いボウルがない、壁際に手洗いボウルが設置されているトイレです。高級感があります。
このトイレの壁際の手洗い、実は汚れやすい環境にあります。
出来てくる汚れ・付いている汚れは洗面台と似通っているのですが、
・水流が穏やかなので、ザンザン水を流せない。汚れが残りやすい。
・限られたスペースに設えられるので、ボウルが小さい。小さい中に、排水や水栓が入り組んでいる。
という 「掃除しにくい」 形状なのです。
「トイレで用を足したあとは、チョチョっと手を濡らす程度に流して、退出」が多数派ゆえのこういったデザインなのかもしれませんが、
コロナ禍を経た今、「トイレの後の手洗い?たまに?濡らす?程度だよ?」は心配で、けっこうガッツリ手洗いボウルとしてお使いになる方が増えているんじゃないでしょうか。
つまり、「トイレの手洗いが特に汚れてるんです」と添えてウォッシュテックにトイレクリーニングをご依頼くださる方が増えてます。
こちらが、トイレクリーニング後の手洗いボウル。
ステンレスの水栓がキラッ!
排水のステンレスもキラッ!
陶器が、なめらかにツルッ!
水栓の付け根にこびり付いていた茶色くて濁ったカリカリ汚れが一掃。材質それぞれのコントラストがクッキリ明瞭です。
陶製ボウルに膜のようにこびり付いていた水垢は、ペロンと一皮むけたように除去。一点の曇りもない白色、釉薬のガラス質が瑞々しくプルッ、清潔さをアピールです。
なお、マンションのトイレは窓ナシが一般的です。
つまり、光源はクリーニング前とクリーニング後、全く同じ。
撮影はスマホをオートでパシャっとするだけです。
しかし、二枚の画像を比較しますと、クリーニング前は、手洗いボウルが黄ばんで撮れています。
天井の明かりが、汚れたボウルや水栓に吸い取られて、更にくすんでボンヤリ見えちゃうということかと思います。
トイレクリーニングしてみて初めてわかる 「汚れた便所は、どんより暗い」 という事実です。
掃除しづらいところは、汚れが蓄積しやすいところです。
長期にわたり蓄積した汚れを一掃し、本来の美しさや清潔さまで回復することは、アッサリ簡単に、とはいきません。
ゆえの、ウォッシュテックがおります。
ウチも印象一変してみたいなーと思い立たれましたら、ぜひお気軽にお声掛けください。
年末大掃除のご予約もチラホラ。年内ご希望の方はお早めにお願いします。
2024年10月21日
黒御影石の浴室 固くて落ちない白い水垢を除去し本来の光沢に戻す
東京都世田谷区のマンションにて、石の浴室クリーニングをさせていただきました。
浴槽の縁は、黒御影石のタイルです。
新築時は光沢ある滑らかな黒い石だったはずですが、現在は白くマダラ模様の水垢が目立ちます。
ズームすると、このような。
石の表面に膜のような白い水垢が固着し、濁ってマットなくすみが生じています。
同じ汚れが、画像下部、白い浴槽のフチにも見られます。黒ずんだ縁取りのようなモヤモヤが見られ、浴槽縁も石材部分と同様、光沢が失われています。
この汚れは、水道水に含まれるカルシウム・シリカなどのミネラルが少しずつ少しずつ堆積したものです。
なぜ、ミネラル汚れは堆積してしまうのか?
それはですね、お風呂にザブー、掃除の仕上げにシャワーをサーッ→水が飛び散る&こぼれる→その場で乾く この工程を長期にわたり繰り返すからです。
石材の浴室は、全面樹脂製のユニットバスと異なり、ソリッドというか直線的な面で構成されています。
石は、プラスティックのような曲線で成形できません。ゆえの、水道水がこぼれた先のタイルは真っ平。長い時間その場に留まりやすいということです。
もし、御影石がくすんでいるのに気付いたとしたら。
たいていの方は 「擦れば、キレイに取れるさ。擦って取れなかったら、もっと懸命に擦ってみるさ。今度、ヒマな時にでも掃除してみるさ。」そしてヒマな時など来ない...となることでしょう。
そして、「あ、水で濡らしたら目立たなくなるじゃん。うん、目立たない。ということは無くなったも同然だな」と、なることでしょう。
乾いてしみじみ見たら、真っ白じゃん!?そこから懸命に必死に擦ってみても、全く元には戻らない。
それこそが、ガラスの原料であるミネラル「シリカ」水垢の手ごわさです。
ガラスを擦っても、固いですから変わりませんよね。それこそガラスを砕く勢いで擦ったとしても、滑らかに均一にツル―っと「汚れだけ剥がれる」って、ありません。
どうするどうする?この汚さをナシにするって、リフォーム工事しかない?
そこで ウォッシュテックの石材浴室クリーニング、出動!
今回のミッションは、本来の黒い御影石に回復せよ!です。
新築時に、確かにあったはずの 黒さ なめらかさ 光沢 が、専門的なメンテナンスで蘇りました。
クリーニング以前は、全く不在であったガラス窓、その窓から見える雲までも、鮮明に映り込むようになりました。
同じ箇所を切り抜いて、ズームで。
御影石に、マニキュア状のコーティング剤など、何も上塗りしていない。
汚れも残していない。
その事実、画像からハッキリお分かりになることと思います。
ついでに、浴槽のフチもチェックされてみてください。なめらかで、一点の黒ずみも無く、陶器本来の光沢が戻っています。
新築時のデザインとコンディションを再現する、それがウォッシュテックの石の浴室クリーニングです。
ぼんやり全体に黒ずんで、曇って薄暗くて、ちょっとヌルッとする...そんなバスルームでは、気分もテンションもショボショボしますでしょう。
白!黒!パキッとクッキリ!窓!御影石!陶器!ステンレス!ピカッ!キラッ!プリッ!キュッ!それが新築時の浴室です。
石のバスルームを若々しく、清潔で快適にキープしたい。したいけど現実は...できてない...
そんなふうにお悩みの方、頼み先が無い方は、あんがい多いです。
もちろんリフォームやリノベーションよりも圧倒的に低コスト、建物へのダメージやリスクはゼロです。
というか、高額課金でリフォームやリノベをしても、数年後にまた汚れてくるのです。
根本的な解決法は 「専門的な石材メンテナンス可能な業者と繋がること」 しかないと思います。
他の業者には不可能です。
ウォッシュテックにお気軽にお声掛けください。画像を添付していただくと、具体的な診断を折り返せます。
2024年10月 4日