横浜市のマンションにて、浴室クリーニングをさせて頂きました。
リクシル社製ユニットバス、浴槽とカウンターが地続きなデザインです。
樹脂本来のなめらかさと光沢が失われ、全体に濁ったような色合い、ところどころ黒い汚れと灰色のマダラ模様。
浴室用洗剤やスポンジを使ったお掃除をしてみても、ほぼ変化なし。「汚れている」という印象が変わりません。
2000年以降、マンションの標準仕様で採用されるユニット浴室は、グリッドなデザインが主流です。
水平!垂直!直線!のようなシンプルさが魅力です。
その一方、平らな部分に水道水や汚れが留まりやすく、くすみ・にごり・水垢として目立ちやすいという特徴もあります。
浴室クリーニング後の浴槽縁とカウンターの様子。
ツヤッ!ツルッ!均一なアイボリー色です。そして鮮明に映り込む社長・中島、勝利のチョキ。
ユニット浴室本来のコンディションに回復。デザイン設計書通りの色合いと質感のコントラストが戻ると、清潔感やトレンド感も復活です。
「きれい!自分で無理な汚れをクリーニングしたら、こんなになるんですね。もっと早く頼めば良かったです。」 と、お客様。私も嬉しい思いです。
今回のお客様、クリーニング業者に外注されるのは初めてで、ウォッシュテックにご依頼くださるまでに、ご家族との話し合いをものすごく頑張ってくださったと伺いました。
「生活していれば、汚くなるのはしょうがない。
そう思っていたのですが、ある時、なんで私、しょうがないって思ってんの?って気付いて。
家の汚れは、全て自分の手に負えるもので、自分で対処できない汚れは諦めるか取り換えるかしかない、って、ムリゲーっていうか極端っていうか、ノーアイデア過ぎます。
無償で私が管理して当たり前、なのにできないのは努力や技量が足らないから。
取り換えるのは高額で大ごとになるから、世帯主に懇願して許可を得なければならない。許可を得られないなら、現状変わらず。
それぜんぶ私の思い込みではないかと思って。
日々がんばって掃除していても出来てゆく汚れは、もはや私のせいじゃない。システムや構造の問題。
対処できない汚れをどうするかは、実際に毎日掃除している私にこそ裁量権があるべき。
でも、パートナーは私の怠慢のせいで出費する義理は無い、もっと頑張ればきれいにできるはずだろう、と難色を示すだろうから、
しつこくネット検索で探して、ウォッシュテックさんに辿り着き、色々な画像をエビデンスとして提示し、費用対効果をプレゼンし、なんとか了解を得ました。」 と、お客様。
水まわりや床をキレイにクリーニングしてみたい、けど、パートナーから金銭的な同意を得られず断念、という流れは、少なくないと思います。
ウォッシュテックにご相談くださり、お悩みの状況を解決できると分かったが、しかしパートナーと折り合わず頓挫するという例、たまにあります。
ということは、そこまでも至っていない話が、世にはあまたあるのだろうと推測します。
おそらく、日々掃除をするお立場の方は 「誰でも出来て当たり前のことが出来てない。恥ずかしい」 と、どこかご自身を責めていらっしゃるお気持ちがあるのかと思います。
だから、ネガティブな反応をされると 「そうかな...そうよね...」 と、しぼんでしまう。
しかし今回のお客様は、「恥ずかしくない。だって、私、実際やってるし!」 と、正面突破され、その熱量あって私どもがお伺いできたのだと思います。
その突破力、拍手喝采です。全「日常的にお掃除する立場の方々」が泣いた、です。
私も日々掃除する立場として胸熱エピソードでしたので、お客様から許可を得てシェアさせていただきました。
そして、エビデンス&プレゼン資料として、他社では公開しえない仕上がり画像を今後も掲載して参ります。
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今の日本の住宅には 「ここ、どうやっても汚くなるよね」 「ここ、こうしないと汚くなるよね」 「みなさん、どうされてるんだろう?」 というものが実はたくさんあります。
ウォッシュテックはもう20年も 「だとしても、どうしたらよいコンディションに改善できるんだろう?」 そればかり研究して、お客様のご自宅一つ一つ実装してまいりました。
どなたもが 「汚くなるのはしょうがない」 を突破して頂けますよう!