東京都の戸建住宅にて、石の染み抜きクリーニングを承りました。
外構、玄関エントランスの御影石タイルです。
社長・中島の影がかぶってシミが見えにくいので、画像を切り抜いてみます。
御影石は、水分や油分を吸収します。
お墓参りでお水をかけると、石の色が黒っぽくなりますよね。そのように、液体が染み込みやすいです。
ウォッシュテック、マンションのエントランスや浴室など、石の染み汚れでご相談いただくこと、少なくありません。
石のシミで、まずお訊ねすることは、
・いつできたシミですか?
・何が染み込んだシミですか?
その2点です。探偵のように伺います。
御影石は固くて丈夫なので、外構・駐車場・玄関・外階段などに使われていることが多いのですが、
例えば浴室やキッチン天板など屋内と比較して、「汚れ」を特定することが難しいんです。
機械油?植物性油?果汁?カビ?錆び?
それぞれに使うシミ除去剤が違い、効かせ方が違います。守備範囲がメチャ狭く、使用条件が細かいのです。
また、外まわりの石は、直射日光や寒暖差の度合いも激しいです。
吸収したターゲットが、時間の経過に伴って変質したり固くなったりする、それによりどんな濃さで?何回?といった手数が変わってきます。
工程と材料はどのくらい必要?ウォッシュテックでは、そこから過不足ない料金を算出し、仕上がりの見通しをお伝えします。
そういうことで、なるべくたくさんの手掛かりをいただきたいのです。
「いつ何が染みたか分からない。でも、とにかく落として欲しい。」 といったオーダーの場合、
こうかなぁ...もうちょっと粘ってみるか...いや、やっぱり違うようだな...じゃ、こうか?と探り探り試し試しになるので、
的を得るまでの時間と材料がロス。当然ながら料金は高くなり、そのものズバリを当てにくくなって仕上がり到達点も低くなります。
深く思い出して正直にお教えくださいますことで、リーズナブルにベストの結果に繋がります。
今回の御影石は、「先々週・生ゴミを回収したビニール袋から垂れた汁」と目鼻を付けて頂き、トライです。
石材クリーニング後のタイル。
え?生ゴミの汁?こぼした?知りませんねぇ、そんなことありましたっけ? という風情に戻った御影石。
夏の終わりは、なぜか石のシミ汚れレスキューが増える時期です。盛夏はタイルをじっくり見る余裕など無いからでしょうか...。
もし、外構や外玄関の御影石タイルにシミがある!と気付かれたなら、まずは中性洗剤でマッサージし、水洗い、布で水分を拭き取って、乾いた状態で確認されてみてください。
洗剤や水で瞬時にダメージが生じる大理石とは違って、御影石は洗えるタフな石です。
それでもキレイになってないようであれば、染みになった由来と現状の画像を添えて、ウォッシュテックにご相談ください。
宜しくお願い致します。