東京都内マンションの玄関タイルです。
築15年。石材タイルは、ご生活中に蓄積した歩行傷や汚れが出来ています。
同じ画像を切り抜きます。ズームでご覧ください。
全体に色合いが暗く沈んで、グラデーションがのっぺりした印象です。
グレー色の石は、汚れが目立ちにくいという利点があります。
目立ちにくいというのは、石材タイルと汚れの色が似ているからです。
つまりこのタイルは、灰色のグラデーションの上に一定の色合いの灰色の汚れが乗っかっている状況なので、フィルタがかかったような感じで 「のっぺり」 見えているという状況です。
光沢は全くありません。
光度計の数値は 4 です。
現状チェック、完了!研磨します。
ウォッシュテックの石材メンテナンスは、表面の汚れと細かな傷を削り、新しい面を繰り出し、工場出荷段階(新品同様)の滑らかさまで整える作業です。
「削り取る」といっても、人間の土足歩行でダメージを受ける部分は、さほど深くありません。
研磨する深さは、最大でも官製はがき1/3くらいの厚みでしょうか。それで必要十分です。
なので、「石が薄くなったなー」と感じ取れるような変化は全くありません。また、タイルをつなぐ目地を傷めることもありません。
あくまで、工事ではなくクリーニングです。汚れた石を本来あるべきキレイさに直すだけのこと。
振動を伴う騒音、薬品による異臭は一切ありません。現場で使うのは水のみです。
また、マンション共用部に損傷や負荷を与える機器や道具類はなく、事前の申請や養生は一切不要です。
この 気軽さ 身軽さ 安価さ 事前手配のスムーズさ が、ウォッシュテックの石材メンテナンス最大の強みです。
研磨完了!玄関の様子です。
メンテナンス以前の画像を見比べてください。
研磨前には全く見えなかったドア(玄関網戸)の金具までクッキリ。天井ダウンライトは、真ん丸の形そのままクッキリ。映り込んでいます。
同じく、画像を一部切り抜いて迫ってみます。
天井の照明は、一段くぼんだところに光源があるのだな。などと、細かな事情まで見えています。鏡のよう。
そして、大理石の色柄にもご注目。
ツブツブの小さな濃い茶色の斑点があること、緑がかっているゾーンと赤味がかっているゾーンがあること、水平方向のシマシマは葉脈のように細かく張り巡らされていたこと、などなど天然石らしさを観察しやすくなりました。
本来のグラデーションが鮮明に見えてきたからこそ、です。
天然石が持つ本来の大迫力&繊細さが回復。
明るく美しく若々しい、健康な印象の大理石に戻りました。
ビフォア画像と同じ箇所に光度計を当てて数値を取ってみます。
光度は105!
ウォッシュテックの画像は、演出・フェイク、全くありません。
理由は、 ホラをふいて現場を得たところで、なんになる。住宅のクリーニングは、結果が全て。掲載する画像は実際の現場の真実でなければ説得力が無い。 からです。
光度計は忖度なしにシビアな数値が出てしまう堀場製作所製、それも長年使っていると数値の精度が落ちてきますので、数年おきに交換しています。
光度を確認する箇所は、もっとも厳しい部分を選びます。
厳しい箇所は、仕上がりの見通しが立つ社長・中島からすれば、最も 数値の落差が激しくなり、技術の差が見えやすい 業者選定の材料にふさわしい部位だからです。
石材研磨の技術に自信が無い業者は、数値や画像で差が大きすぎる画像は掲載しません。しかし、ウォッシュテックは自信があるので掲載するということです。
石の目や模様をチェックいただくと 「ほんとだ。同じ箇所の数値だ」 と、ご確認できることと思いますので、お時間ございましたらまじまじとご覧ください。
ご安心くださいましたら、料金表をご参照のうえ、お気軽にお声掛けください。
お客様のご自宅の石を 本来の美しさ・光沢・清潔さ になるようクリーニングさせて頂きます。