築25年超の木造住宅、板敷きの廊下のクリーニングを承りました。
窓付近は、日差しが入り込むのでカサカサ。加えて、雨水の降り込みによるカビも見られます。
全体に黒ずみ汚れ。部分的にテカリ、一方まったく光沢が無いところもあり、ムラのある質感です。
「先日、キッチン・浴室・トイレ・洗面台と、そこに接する床と壁をリフォームしたのだけど、完成してリフォームしてないところを改めて見たら、汚い!新しい部分との落差にビックリ。
でも、水まわりでもう予算いっぱいいっぱい。廊下は既存のまま使いたいです。
もちろん、自分で拭き掃除をしましたが、大してキレイになりません。キレイにする方法も分からないし、やってみて失敗するのも怖いです。
この床、キレイになりますか?」 と、お客様。
築年数が経過した木造住宅では、今回のようなお問い合わせ、少なくありません。
ウォッシュテックでは、下記のようにお答えすることが多いです。
1) 大前提として、新品同様、何事もなかったかのようにはお約束できかねます。
2) 年数分の劣化がありコンディションが苛烈な部分も混在するため、実際にやってみなければ分からないところが大きく、仕上がり予測が難しいことが理由です。
3) しかし、現状と比べれば確実に清潔で美しい印象にできましょう。
4) 現状のまま過ごすべきか、クリーニングする方が良いか?と聞かれれば、それもちろん、今この時点でされた方が良いに決まってます。
5) ウォッシュテックがご提示差し上げる金額と「このまま暮らす」、天秤にかけてご検討ください。
6) 今回クリーニングにコストを投じず、将来的なリフォーム資金に回されるのも一案です。
ウォッシュテックから差し上げた返答に、しばしお考えになり 「やります!お願いします」 と、お客様。かしこまりました!
かくしてこちらの板の間の廊下は、クリーニング後、どうなったでしょうか。
黒ずみ、テカリ、ベタツキ、カサカサ、どうでしょうか。施工前の画像を比較してご覧ください。
「言われた通りですね!もちろん新品とは見えないけど、清潔だし美しい。爽やかで明るいです。やらないより、やった方が断然いいに決まってるって、本当ですね」 と、お客様。
ホッ。よかったよかった。
実は、言った通りの結果を出すって、プレッシャーも体力気力もキリッキリです。なので、結果に喜んでいただけると心身ともホッとします。
クリーニングはリフォームの代わりにはなりません。
リフォームの1/10~1/100という料金ですし、同じ土俵で考えられるのは違います。
そして、掃除やハウスクリーニングでは変わらない現状を改善するわけですので、そことも同じ土俵ではありません。
競合する数社から相見積もりをしても、各社のゴール(結果、目的達成度合い)が一律ではないので、金額を見比べて安い業者に決めるという方法が採れません。
なので、ウォッシュテックでさせて頂くとすれば、このような洗剤と機材で、このような手順で、時間はこのくらいかかる...
と、可能な限り早い段階でお伝えし、考えたり話し合ったりしていただく材料をお渡しさせていただくことにしています。
そこから導き出された料金が高いと思われるか安いと思われるのか、競合する同業他社が無いウォッシュテックには分かりません。お客様のお考え次第と思っています。
しかし目の前にある不快で汚れた現状を、着実に健康で清潔な状態にするテクニックは、多種多様にたくさん持っています。
古屋と分類される木造住宅でも、長く暮らしたい。なるべく便利に気持ちよく。
掃除してても汚くなるし、リフォームなんて高くて無理。
なら、ウォッシュテックしか方策無し。エイヤ!
そのエイヤで決めてご依頼くださるお客様には、全力を尽くさせていただきます。