ウォッシュテックの業務を月ごとにご紹介
マンション 共用エントランス 大理石に生ごみのシミ 除去
マンションの共用部、エントランス床の大理石タイル。
居住者の方がゴミを出される際、袋から生ごみの汁が垂れた痕跡とのこと。
管理会社さんが気付かれた段階で、拭き掃除をされました。
しかし、既に大理石の光沢が失せており、他の箇所と質感の差がある状態からは戻せず。
ガラス窓から斜めに陽光が差し込むエントランスなので、光沢の濁り、とても目立ちます。
この状況を放置しておけば、ここは汚してもOK・気遣わなくてもOKな床と認識され、第二第三のトラブルに続くリスクが高まります。
しかし、管理組合さんに、この状況を解決できる業者とのコネクションは無し。
そんな経緯で、ウォッシュテックに辿り着かれました。
ウォッシュテック、2010年から 「大理石が酸で腐食したシミ」 をブログにアップし続けております。
具体的な実績事例の種類と経験の厚みは圧倒的です。
一例としまして、このような。
黒い大理石(シャローアッシュネロ)に果汁がこぼれて白くなった跡
大理石の玄関タイルに生ごみ汁 白く濁ってパサパサに
嘔吐で大理石が溶けた
ペットが吐いて大理石が白くなった 黒系/マローズブラウン
各ブログ記載の通り、大理石は、酸性の液体に触れると 「しゅわっ!」 一瞬で溶けてしまいます。
溶けるということは、表面が凹凸に崩れるということ。
凹凸は光をしっちゃかめっちゃかな方向に跳ね返すので、白っぽく濁って見えるようになる、ということです。
凹凸に崩れた表層を研磨し、ダメージを受けていない新しい面を繰り出し、他の大部分と同じ平滑さに整える、それが今回のミッションです。
生ゴミ染み、除去後。研磨した大理石タイル。
今回、腐食トラブルが生じていたのはタイル数枚のみであったので、ポイント的に研磨、周囲とぼやかすように仕上げています。
大きな窓から差し込む太陽光に透かして見ても、つるり!平滑です。
他の箇所との違和感、無くなりました!
エントランスの大理石が美しく清潔であると、管理が行き届いた・治安が良い・安定したモラル というように、容易に物件のイメージを上げることができます。
もし、エントランスの石材タイルに、汚れ・染み・くもり・濁り・ミスマッチなコーティングやワックス などトラブルを放置してありますと、その逆、ネガティブな印象をまとうことになります。
お心当たりのマンション共用部ございましたら、現場の画像を添えて、ウォッシュテックにお声掛けください。
2023年1月31日
中古戸建 玄関タイルの黒ずみ汚れを洗浄する
戸建、内玄関のタイルに固着した黒ずみ汚れ。
内覧時より 見た目の汚さ・ベトベトとした不潔感・玄関全体が薄暗く感じる と、気になられていたとのことで、中古物件ご購入後の空室全体クリーニングに併せ、ご依頼頂きました。
なお、標準作業内では、中性洗剤とマイクロファイバーによる拭き掃除をしてお納めします。
その作業で、大半の場合、ご入居されるに十分・それ以上のアプローチは不要であるから、というのが理由です。
今回は、お客様からお送り頂いた画像を拝見しまして、標準作業内の拭き掃除では汚れが除去できないと判断、オプションとしてタイルのクリーニングをご提案、ご依頼ご決定となりました。
玄関タイル、クリーニング完了。
ドアを開けると、すぐに目に入る ドヨンと暗く不潔な床...
築年数が経過した戸建は、玄関に重厚な色合いの木製品が設えられていることが多いので、床タイルが汚れて黒ずんでいると、重厚さが一転ネガティブな印象、つまり陰惨で重苦しいと感じやすくなります。
洗浄後は、すっきり!一面ムラの無い淡いグレーに回復することで、靴箱・玄関ドアの枠・上がり框のダークブラウンとの対比が蘇り、「古い家、でも清潔」 というイメージに。
タイルクリーニング以前は、表面にシミ 赤茶色の錆 がポチポチありました。
傘、ラックなど、鉄製のものを置いておくと、湿気や持ち込まれた雨水で、いつのまにやら金属が腐食、赤茶色の色素がタイルに移り、汚してしまうことがあります。
この赤茶色の錆跡も、標準的な拭き掃除では落ちない汚れです。
オプションのクリーニングを付加されることで解決でき、現状、染みの跡は見当たりません。
玄関タイルに付着した汚れは、中古物件の売主さんも打つ手が無く長年放置されていることがほとんどです。
空室全体ハウスクリーニングに併せてされることをお勧めします。
どのお住まいも、第一印象は玄関です。
どうぞご清潔に!
2023年1月27日
浴室 追い焚き配管の中に詰まっている汚れを除去する
ウォッシュテックの追い焚き配管洗浄が好評です。
好評と言っていいのかしら?...驚かれる・ドン引かれる のリアクションが強めです。
ギャッ オエッ キモッ ウヘー など、目視確認するやいなやのお客様のつぶやき。
それはつまり追い焚き配管洗浄における 「いいね!」 だぜと、ワタシは受け取っています。
こちらの画像は、築18年の中古マンションの浴室です。
空室全体クリーニングと併せてご依頼くださいました。
中古物件引き渡し直後、ガス給湯器が故障と判明、ウォッシュテックのクリーニングが入る前に交換をされています。
なので、ガス給湯設備は新品!
そしたら、追い焚き配管も新品では?洗わなくてOKでは?と、思われる方、多いんじゃないでしょうか。
ノン!追い焚き配管は古いまま!汚れたまま!なのです。
給湯機を替えても、追い焚き配管は既存のものを生かして繋ぐ。そこ、覚えておいてください。
事実、画像の通り、ドドメ色によどんだ汚れが取れております。
溜まった温水を排水しますと...
沼?苔?細かな固形物が沈殿し、すんなり流れてくれません。
この汚れが何なのか...いわば売主さんのプライベートのカタマリであり、真実を知ることはできません。
ともかくこれは、中古マンションの売主さん成分100%の汚れであります。
こんな汚れが追い焚き配管に詰まっていては、新生活のウキウキも、住宅資産を得た喜びも、消し飛んでしまいます。
そういうことで、ウォッシュテックでは、中古物件ご購入後の全体清掃では猛烈に追い焚き配管洗浄をお勧めしています。
なお、追い焚き配管洗浄をしても、さほど汚れていないことがございます。
売主さんの入浴スタイルがシャワーのみ、「湯船には浸からない派」であった場合です。
正直なところ、追い焚き配管の中身は、誰も事前に確認することはできません。
なので、されるかどうかはお客様のご判断にお任せとなります。
しかし、ここ日本では、「新築から売却まで一貫して 家族全員シャワーだけ派」 という中古物件に当たる確率は、きわめて低いと思うんですよね。
ジャバを年イチでやっても汚れている。
築浅物件でも汚れている。
という実例をいくつも拝見しております身からしますと、
ご新居でのご生活が始まる前に洗浄を済まされておくのが、ご安心でお気持ちよいことでしょう。
と、思っています。
2023年1月26日
ユニット浴室 美しさ清潔さの解像度を上げる 汚れの除去
ユニット浴室の壁面パネル。
浴室クリーニング以前の状態。
特段、汚れやカビが目立つ状態ではありません。
毎日使い続けて、数年経過しているのだから、こんなものだろう...
べつに、不潔ではないよ...と、思われる方が大半ではないでしょうか。
ウォッシュテックに浴室クリーニングをご依頼くださいますと、浴室の壁は、このように解像度がアップします。
んっ?視力が急に良くなった?お目目、ゴシゴシ。
クリーニング前にはボンヤリとしか見えなかった天井に設置された浴室換気乾燥機のカバーと点検口が、クッキリ。
全く確認できなかった壁面の照明、鏡、シャワーバーとシャワーが、クッキリ。
鏡面のように鮮明に、姿が映し出されるように。
鏡上に設置されたライトの光が壁面に真っすぐ反射、さらに鏡と向かい側の壁からも反射、お互いを照らし合って、浴室全体が明るくなります。
条件同じ、スマホのオートマチックな撮影です。
クリーニング後は、ピントが瞬時に合うようになり、シャッターが早くなります。
つまり、以前はいかに全体がボンヤリして暗かったか...ということです。
今まで見えていなかったし気にしてなかったけど、実際には壁面全域にビターっと汚れが付着していた。
もちろん掃除は、していた。しかし、汚れに覆われていた。
それが現実なのでした。
作業例や掲載画像と同じ体験を、ご自身で、ご自宅で、されてみませんか。
けっしてキレイじゃないけど、自分はこんなもんだから。
どうせ自分にはキレイにはできないから。
そこで終わってしまわなくてもいいんです。
ウォッシュテックが、おります。
目をつぶる。見て見ぬふり。汚れに鈍感になろうとすることは、とてもストレスです。
解決策を施すまで状況は変わらず、じわじわ美意識が蝕まれてゆく...おぅ...つらいです。
ずっとあったモヤモヤ汚れが、たった数時間でツルっとなくなって、おうちの解像度が、グワっと爆上がりする。
そのスッキリ体験は、格別です。
ウォッシュテックの浴室クリーニング、リピートのお客様がひじょうに多いんですが、それはやっぱり、やるたび気持ちが切り替わるからだと思います。
2023年1月23日
ユニット浴室 ワイドミラー 割増料金が必要な理由
ウォッシュテックの浴室クリーニングは、縦長の浴室鏡クリーニングを標準料金内に含んでいます。
しかし、横長のワイドミラーについては、割増料金を頂戴しています。
ごくたまに、
「ウチの鏡は、使用後マメに乾拭きしているので、ブログに掲載されている鏡レベルまで曇っていません。
その場合も、割増料金は必要ですか?」
と、ご質問をいただきます。
なので今回は、ワイドミラー割増について、ブログにしてみます。
鏡のクリーニング...と言われてイメージするのは、やはり鏡の表面ですよね。
そうなんです。もちろん、鏡が映るようになることが一番の条件です。
しかし、鏡の汚れは、面としてアプローチする鏡表面だけではありません。
鏡が曇っていなくとも、全現場中99%ハードモードに汚れており、クリーニングせねばならない箇所があるんです。
それは、金属製の、枠!縁!そして、そこに接する鏡のキワです。
金属(枠)・鏡・樹脂(壁)の3つの異なる素材がギュッと集まっている。そして、それぞれに数ミリの段差がある。
平らではないので、パットやポリッシャーが当たりません。
しかし、数か月から数年ぶん、カチカチに固く白く...汚れが蓄積されています。
ここ、実は、とても難所です。
同じデザインの枠でも、縦長の浴室鏡であれば...、
外した方が早く美しく洗えるという判断もあります。
しかし、ワイドミラーは、構造上外すことができません。
※ゆえの、ワイドミラー交換の工事は高額と言うことです。
かくして、石みたいにガチガチににこびりついた水垢を特殊な酸で柔らかくゆるませ、手道具でほじくる、
また別の特殊な酸で更にゆるませ、ほじくる...
そして一粒一粒、摘み取るように、無くす...と、
様子を見ながら一歩一歩ネチネチネチネチ頑張ることになります。
しかも、上も下もビシーッと長く金物が付いています。長い。
縦長の浴室鏡であれば、クリップ状の支えのみの場合もあります。でも、ワイドミラーは、とにかく長い。
このネチネチネチネチな作業は、ワイドミラーにしか発生しません。
材料を多く要するのは当然のことながら、時間・体力を消耗する作業です。
鏡の面積が増す、それ以上に枠周辺のコストが大きい。
そういうことで、材料費実費のみでも、ください...おねがいします...というのがウォッシュテックのワイドミラー割増です。
そのようにしたワイドミラーの画像の例、こちらです。
ネチネチネチネチ、浴室クリーニング後のワイドミラー。
この金物周辺の汚れを、あまり放置されますと、鏡の側面から裏に回ってきます。
鏡の裏側には、銀が打ってあります。汚れは、金属を腐食させます。
鏡の表面を指で触ってみても、ツルツル。
だけど、何だか白や黒のポチポチした斑点が出てきた。
あるいは、端っこから鉛色がにじんできた。
それは、鏡裏側の金属腐食...脱落したり錆びたり...の様子が、表側から透けて見えているのです。
フチの汚れ、あなどるなかれの破壊力です。
金属の腐食は、クリーニングでは回復できません。交換しか方策無くなります。
上にもチラと書きました通り、ワイドミラーの交換は、おそらくイメージされているよりも大掛かり。工事の費用、ズシンと来ます。
ネチネチしたクリーニングは、大変です。できれば誰もやりたくないことでしょう!
しかし、ワイドミラーの鏡を健全な状態でキープできれば、長期的なコスパとして非常に有効です。
だったら、やった方が良いですね!
それが、ウォッシュテックの考えです。
宜しくご検討ください。
2023年1月11日