マンションの浴室、強化ガラス製の扉。
新築時は透明なガラスでしたが、現在は白い汚れに覆われ、洗面室側が曇って見えません。
都心のマンションでは、標準的なデザインの仕様で 「バスルームの扉が一枚もののガラス」 という物件が少なくありません。
そして、都心のマンションでは、 「安全上の理由から、洗濯物の外干し禁止」 という管理規約があることが少なくありません。
となると、夜お風呂に入ったのち、洗濯が終わった衣類を浴室に干し、浴室換気乾燥機をON、朝には乾燥して着用OKに仕上がる のようなルーティンの世帯が多くなります。
お風呂に入った後、洗濯物を干して、浴室乾燥機を使い、乾かす。
すると、入浴時に浴びた水道水が、扉・床・壁に水滴として留まったまま、急激な温度上昇、残留したミネラルがその場に高温で焼き付くという現象が生じます。
毎日毎日繰り返し、焼き付き、重なって積もる。固着したミネラルが凸となり足場のように引っ掛かり、より水滴が留まりやすい状態になり、加速度的に積もる。
それが、 「白く濁って、向こうが見えないガラス扉」 が出来てゆく経緯です。
同じ画像をズームで。
間近でご覧になると、均一に白くなっているわけではなく、水の雫が乾いた跡が何重にも重なり、厚く濃くなっていることがお分かりになるかと思います。
この白い汚れは、カビ取り剤やお風呂掃除用の洗剤では取れません。そのような洗剤がターゲットとするカビや石けんカスではないからです。
クエン酸やお酢でも、このような 「焼け付き蓄積した」 状態となると全く変化しません。ちょっと薄くなった?いや!完全に乾いてからもう一度見てみたら、ぜんぜん変わってないやん!っとなります。
このザラザラしている水垢を、こそげ落としてやる...!と、刃物のような道具を当てられる方がおられるかもしれません。
強化ガラスに刃物を当てることは、ひじょうにハイリスクな試みなので、避けられるのが宜しいです。
あまり知られていませんが、強化ガラスの表面は、とても柔らかいです。
え?強化ってことは、カッチカチに固くて強いのではないの?
いえいえ。強化ガラスを英語で訳すと tempered glass 。「強さ」というよりも、錬成して鍛えたガラスという 「製法」 を表しているイメージです。
バキバキに固い系の強いガラスでは、衝撃を受けた時、大きく鋭く割れます。浴室内、万が一の事故で割れて素っ裸の体に降り注げば、ひとたまりもない。
固いガラスだと、とても危険。なので、強化ガラスは、しなるように衝撃を受け止め、いざ亀裂が入った場合は潔く割れる、割れる時は細かく鈍い角度になるように...と作られています。
強化ガラスの表面はヒビや傷が入りやすく、いったん傷ができたら、何かの拍子でバーンとドラマチックに割れて粉々になるかもしれない。そのように認識されるのが宜しいです。
ウォッシュテックの浴室クリーニング後のガラス扉。
浴室の向こう側、洗面室がクリアに透けて見えるようになりました。
浴室の照明や浴室換気乾燥機も鏡のように鮮明に映り込むようになり、浴室と洗面が明るく一体化されたような印象に。
新築時当初のデザイン・コンセプトを回復すると、あの頃のときめきも回復できます。リフォームや住み替えでは得られない体験かと思います。
強化ガラスは、どういう材質なのか。今ここに付いている白い水垢は、何がどうやって出来ているのか。
そこが分からないと、刃物を当ててこそぎ取ろうとしたり、固いタワシで力一杯こすったりしてしまいます。
適切なアプローチを辿らなければ、強化ガラスに固着した白い汚れは、滑らかに除くことはできません。それだけならまだしも、突然粉々になる危ないドアになってしまうリスクを作ることもある。
ウォッシュテックは、高級仕様のバスルームに多く見られるガラス扉の実績多数ございます。
実際の施工数からしますとブログに挙げられるのは一部のみですが、下記のリンクより画像ご参照ください。
フィルムを上貼りするのは抵抗ある方へ
不潔な印象を一新する
強化ガラスの水垢を除去するシステムが確立してます
本来の質感を回復することで、デザインの美しさを回復する
湯気でも雫でもない!落ちない水垢に悩む方へ
美しいものを長く楽しむ!コスパ上げる!クリーニング
定期的にクリーニングすれば、築年数が経過した難しい浴室も美しい佇まいのままキープ
ポリッシャーのグルグル回転跡など残しません
もちろん、強烈な酸でガラスを変質させることもありません
浴室については、取扱が難しい汚れが多いですので、実績豊富で仕上がり安定の業者に一任されるのがご安心かと存じます。
清潔で美しいバスタイムをお楽しみいただくことはもちろん、高額な改修を繰り返すこともなく、売却の際に有利となる利点も付いてきます。
ぜひご検討ください。