ユニットバスやシステムキッチンの新製品受注ラッシュの9月。
人気芸能人が気持ちよさそうに癒されているテレビCMを見て 「リフォーム、いいなぁ....」 と、夢想される方、少なくないと思います。
水まわり設備メーカー各社、アピールしてくるのは 「新機能」 です。
ジェットやミストなどメカものあり、お手入れ簡単などの面材あり、何らか 「現状では無い機能」 を推してきます。
しかし私は、「リフォームで欲しいのは、本当に 新機能 なのだろうか?」 と思います。
目新しさがある。テクノロジーの進化を体感したい。使い勝手が良さそう。期待できる。
それは確かですが、その気持ちの根っこは 「嫌気(いやけ)」 じゃないでしょうか。
今の水まわり...
古臭い。生活感たっぷり。掃除しても全然キレイにならない。頑張ったとて、達成感が無い。あり続ける汚れに対し、見て見ぬふりが実はストレス。
新築時の興奮は、いづこへ。色や質感の鮮やかさ、デザインのオシャレさ、いづこへ。
無関心になり、無感動になり、倦怠期というか愛情・愛着が無くなるというか。諦めというか。そのくたびれた様子に、自分の人生を投影しちゃったり。
そのように、致命的損傷には至っていないものの 「嫌気」 がさす...。
今の状態にウンザリ。ゆえの、新機能がついてる新品の水まわり設備が桃源郷のようにキラキラと映るんじゃないかなと思います。
しかし、実際にリフォームするとなったら。
ユニットバスのリフォーム料金の例えでよく言われるのが 「自動車買えるくらい」。高額です。付帯工事も多いし、何日も掛かるし、マンションならば管理組合への申請が必要です。
考えてはみたが、高いし面倒だ...ということで、汚れた状態のまま何年も何年も我慢して、嫌気ゲージが突き抜けた!もう限界!あるいは致命的な故障!ってなった時点でエイヤとリフォームする方が多いかと思います。
愛着が失せ、嫌気がさした水まわりは「ラフ」に扱ってしまいがちです。どうせもうムリだし。いっそ早く壊れてくれ!と、無意識的に寿命を縮める方向になるのかもしれません。
水まわりをリフォームをすると、長期的な住宅資産としてのコスパは著しく低下します。
今ではない何かに変えたくなる。変えるのはとても大変と分かっていつつ。
そんな時は、今そこにある「嫌気」を見直していただきたいです。
まずは、水まわり全域に暗く濁ってへばりついている 嫌気 を無くす。
それができる唯一の解決方法が 「住宅レストレーション 回復型ハウスクリーニング」 と私は考えています。
不潔さ・不快さに何年も目をつぶったうえに巨額というリフォームや新築といった極端な方法を目指さなくとも、1日で、数万円で、可能です。
他には無いウォッシュテックだけの仕事です。お役に立てれば幸いです。