ユニット浴室のエプロンカバーの汚れです。
エプロンカバーとは、湯舟に入る時、ヨッコイショとまたぐ...その浴槽の立ち上がり、浴室の床側方面を指します。
ふと見ると 「えぇっ!」 と声が出るほど汚れている。それがエプロンカバーの恐ろしさです。
たいていの方、「お風呂のお掃除をしておいて」と頼まれて手を入れる箇所ベスト1は、浴槽の内側ではないでしょうか。
お風呂掃除用洗剤のTVCMでも、浴槽の内側がキレイになりゃOK的な演出ですものね。
浴槽の内側の次に掃除するのは床、その他、壁・扉・カウンター・鏡などなどは、まぁ...今日のところは、やらないぜ...という感じかと思うんです。
さらに順位低めの「今日は、やらないぜ」と判断されがちなのが、エプロンカバーと言えます。
理由は、最も 「私の素肌に触れるんだから、ちゃんとしなきゃ」 感が薄い箇所だからかと思います。
今日はヤメとこと思われている一方、エプロンカバーは、床や体から飛び散ってきた シャンプーと整髪料が混ざった何か 日焼け止めと石鹸が混ざった何か トリートメントの油分に皮脂にと、入浴のたびにあらゆる汚れを受け止めています。
汚れを養分にしてバクテリアが繁殖、汚れの凹凸に引っ掛かる形で水道水に溶け込んだミネラル、と かなり過酷な状況にあります。
汚れの勢いに対して、対策が手薄。
かくして、チラ見 → えぇっものすごい汚れてる という事態に発展しやすいんじゃないかなと思います。
慌てて洗剤をブシュブシュとスプレーして、スポンジでグルグル擦っても、この画像くらい厚みの石けんカスだと、さほど成果が出ません。
理由は、その洗剤は、長期に亘り厚く蓄積した石けんカス汚れを想定していないからです。出来て間もないブヨブヨと柔らかい軽度の石けんカスがターゲットです。
洗剤で溶かして落とせないってんなら、メリメリっと、こそげ取る?と、ヘラやテレカ(懐かしい)状の薄い道具を当てられる方もおられることかと思います。
あるいは、肌に擦ったら痛いほどの硬さのスポンジたわしで渾身の力で擦られたりとか。
実は、このような汚れは、とても固いです。乾く→新しく付く→乾く→新しく付く を数か月以上繰り返しているので、カッチカチでビッチリなのです。
対して、エプロンカバーは、ちょっと歪ませて外せるように柔軟性をもった樹脂製であり、デザインも滑らかな曲面。組成はやわらかく、道具が当たりにくいのです。
ガキッ・・・と手元が狂い、袈裟懸けの傷が。
ゴシャゴシャと擦って、手の動きそのままのクルクル丸い傷が。
復旧不能のダメージを与えるリスク(交換は高額だし、傷に更なる頑固な汚れが生じるし...)を考えますと、この段階でギブアップされる方が安パイです。
浴室クリーニング後のエプロンカバー。
分厚いベトベト・カチカチ・黒っぽい・何か臭う そんな強烈な石けんカスが一網打尽です。
樹脂本来の均一な色合いに、くもり・くすみ・斑点の無い、なめらかな表面。
清潔さが回復です。気持ちよいことです。
今夜、ご入浴時にエプロンカバーをチラ見されてみてください。
えぇっ ウチも? と、汚れを目視確認できた方は、ウォッシュテックにご相談ください。
どうぞ皆さま、衛生的で快適なバスタイムを!