今回のブログは、「追い焚き配管洗浄」です。
追い焚き配管とは、浴槽に貯めた水を温め直すための配管です。風呂釜という呼び方の方がフレンドリーかもしれません。
お風呂のお湯が引き込まれてガスで温められ、再び浴槽内に吐き出される仕組みです。
残り湯って、体感的にお分かりかと存じますが、いろんな何かが溶け込んでますよね。そやつらが一緒に吸い込まれて、ちょっとずつ...ちょっとずつ...細い管に溜まる...
その長期に亘って蓄積した汚れを洗うというのが、追い焚き配管洗浄です。
ウォッシュテックでは、中古物件ご購入後、ご入居前の空室全体ハウスクリーニングのオプションとしてお勧めさせて頂いています。
画像は、ご入居前の中古マンション。築5年のユニット浴室です。
洗浄剤が発泡します。ブクブクブク・・・
追い焚きスイッチオン!・・・モワワワ~~~
み...緑色!?
もちろん、追い炊き管の洗浄剤には着色料を含んでおりません。
細い配管の壁面に、これだけの入浴剤の成分が溜まっていたということです。
配管洗浄の工程終了後、溜まったお湯を抜いた浴槽です。
得体の知れない黒い汚れが、無数にザラッザラ!
同じ画像をトリミングしました。汚れを間近にご覧ください。
何とも言えない、全居住者(売主さん)成分100%の汚れ。そう考えると、ウキウキ気分が萎え萎えになりますね。
配管内の汚れを吐き出させる「濯ぎ」の工程を終えました。
清潔に!
築5年は、築浅・新しい部類かと思います。
築浅の物件だから汚れていない・汚れが少ないとお考えの方は、少なくありません。
しかし実際に2000ほど中古物件の汚れ方を拝見しまして、
人が生活する住宅が相応汚れて不潔なコンディションになるまで、数年あればじゅうぶんなんだな。
と、感じます。どの物件も、ちゃんと汚れているということです。
浴室クリーニングに併せて、見えない汚れが固着した追い焚き配管も、どうぞご清潔に!