ユニット浴室の床。
白い!
塗料をスプレーされているかのように白い!
黒色の樹脂製床に、パサパサとした白い汚れ。とても目立ちます。
この汚れは、水道水に溶け込んでいるミネラルが、水分だけ干上がることで残り、残ったところに更に積もり、積もったところに石鹸やカビや人から流れ落とされてきた油汚れやらを巻き込みながら、更に積もり...それを何度も何度も繰り返されたことで生じています。
いわば、うすーい卵の殻と石と各種汚れのミルフィーユ、のようなものなのであります。(さあ召し上がれ!←ヤですね)
このような白くこびり付いた汚れを除くにあたってネットで調べますと、容易に行き当たるのが 「アルカリ性の水垢は、クエン酸の酸性で中和できる」 論です。
クエン酸を水で溶いて、スプレーするだけ。スルッと無かったことに。元通り、キレイ!のような情報です。
しかし、現実的には あ...あれーーー?クエン酸水溶液をシャワーで流して乾いて見たら、余計に白く目立つようになったよ?絶望的な感じだよ? という結果になった方、少なからずおられると思います。
なぜなら 自分だけが、このようなダサい失敗になった?戻す方法も見当たらない...原因不明すぎ...これキッカケでリフォームしなくちゃなのか...浴室交換の工事って幾らするってんだー と、のたうち回った末にウォッシュテックにご相談くださる方、少なくないからです。
先行で、浴室クリーニング後の床の画像です。
白い汚れ、無くなりました!
各パーツの色と質感が回復。何が何やら白く隠蔽されていた状態が、清潔に戻りました。
急激に最悪の見栄えに変化したショック状態からの、現役復帰。ユニットバスとしましても命拾いというものです。
話を戻しまして、なぜクエン酸をスプレーしただけで、むしろ真っ白になってしまったのか、その理由は。
狙った汚れには全く効いておらず、溶けて流れてくれるどころか、汚れの表面だけ反応して荒れちゃって、光を乱反射して、白く見えるようになったということです。
ツルっと固かった汚れが、表面ガサガサになっただけ。もちろん汚れは、そのままへばり付いて在りますよ。ということです。
「酸にアルカリ、アルカリに酸を合わせればOK」論というのは、 「赤と青を混ぜたら紫」 程度の情報であることを知っていただきたいです。
白くて固い水垢にはクエン酸。それでイエイ☆キラキラな結果にならず、現実の厳しさを痛感される方は、ウォッシュテックにご相談ください。
表面カサカサになった白い汚れも、何か月も掛けて固くこびり付いた水垢も、もろとも一掃できる方法、よくよく存じ上げております。