春うらら、桜はまだかいな。気温が高くなってまいりました。
そろそろ気になってくるのは、浴室のカビ対策かと思います。
こちらの在来浴室、壁面がモルタルです。
よく「コンクリート打ちっぱなし」と言われるデザインです。
おそらく新築引渡時は表面ツルツルとした塗料(シーラー)で覆われていたかと存じますが、年数を経て、ほぼ失われています。
モルタルの微細な凹凸に、浴室内の水分や汚れが引っ掛かって留まり、表面全体にカビが入り込んだ状態です。
黒カビは、カビキラーなど市販のカビ除去剤では改善しにくいです。
特に、このモルタルような表面がツルッと固くない材質は、解決しにくいかと思います。
黒カビにシュッシュとスプレーしたら一瞬で根っこからスーッと消えて薄くなるTVCMに、それがホントだったらどんなに世の中ラクだろう、という気持ちです。
「カビで人は死なない」と言われますが、それは健康で体力のある成人の立場であれば、ということで、たとえば乳幼児や病気療養中の方などには深刻な影響を与えるリスクがあります。
また、カビなど微生物が生成する有害な有機化合物(MVOC)を原因とするシックハウス症候群も、最近は広く知られるようになってきました。
カビ毒、というワードも数年前よりグッとポピュラーになってきています。
以前は、カビといえば見かけの問題で、陰惨で不潔なイメージを何とかして欲しいというご要望がほとんどでしたが、
カビの有害性が知られた現在、見栄え・美観と両輪の形で、「安全と健康な空間に回復できるかどうか」 が求められていると思います。
カビ除去後の浴室モルタル壁面。
ウォッシュテックは、クリーニングに併せカビの除去もワンストップで承ります。
表面に付着した汚れを適正に除去する。しかるのち、カビを(ブッ)殺す。
どちらも中途半端では、美観と安全の回復も中途半端になります。成果をさほど感じられず、維持できる期間も短くなるということです。
イレギュラーな材質が混在し、付着する汚れが多様で深刻、そのような在来浴室で、この作業を一連でハイレベルに請けられる業者は、他にありません。
デザイン性が高いバスルームの黒カビにお悩みの方は、ウォッシュテックにお気軽にお声掛けください。