大理石といえば、モノトーンをイメージされる方が多いかと思うのですが、赤色もあるんです。
ロッソマニャボスキという大理石です。
赤茶、赤、ピンクがランダムに散りばめられた、ゴージャスかつ温かな雰囲気の大理石です。
しかしこちらは玄関の床ですので、土足歩行により細かな擦れ傷ができ、靴裏の汚れも付着します。
全体に、くすみ汚れに覆われ、ぼんやりしています。撮影しますと、石でありながらコルクみたいにパサついて写ってしまいます。
大理石の研磨後のロッソマニャボスキ。
大理石本来の光沢感、色柄を回復。
平滑ゆえに真っすぐ反射する陽光!玄関が明るいです。
玄関に設えられたインテリアやグリーンが床タイルに鮮明に映り込むようになり、空間に一体感が!おしゃれさが増幅しているように思います。
細かなクラック(ひび割れ模様)に入り込んだ黒ずみ汚れもなくなりました。
「あの黒いのは、味とか風合いとかではなく、単なる汚れだったのね!不潔なのに、カッコいいと思ってました...かっこわる...」と、ガックシされるお客様は、少なくありません。
玄関の大理石を正しい方法で研磨し、本来の色・模様・質感に回復させますと、気分いいですよ。
天然の化石が家にキレイで美しい状態で存在する、自分にはそれを所有する価値がある、と気持ちが盛り上がってくると思います。
実際に触ると、ネイルサロンで整えてもらったあとの爪みたいに、すべすべ、つやつや。うっとりしてくると思います。
もし、玄関に素敵な大理石が既に嵌っているのなら、ここはひとつ愛でていただきたいです。
大理石は、きちんと磨けば応えてくれる石です。石も、オーナーさんから愛でて頂けることを望んでいると思います。