ユニットバス。
光沢ツルツル質感の壁面パネル、多く拝見しています。
色柄、グラデーションが繊細で、鏡面。触るとちょっとプルっと柔らかい感じがする樹脂製です。
鏡面の壁は、ウッド調(木目ふうの凹凸柄があるマットな質感)と同じく、2015年以降メジャーな仕様です。
新しいタイプなので、どうやって掃除するのが良いのかハテナの方が多いと思います。
いかにも傷つきそうな壁だなー...頻繁にゴシゴシ擦るのも怖いなー...と、シャワーを掛けて汚れを流して、乾燥スイッチオン!を、繰り返されている方、少なくないのではないでしょうか。
首都圏の水道水では、浴びさせて乾燥させるを続けますと、このような汚れに繋がりやすいです。
白い!カサカサ!
黒色の壁パネルは、ツブツブのムラに。
鏡にも、壁面同様の白い水垢が固着。触ると僅かに凹凸が。もちろんヒゲなど剃れない曇り方。
浴室クリーニング後。
ツルッ!
水垢を含む「汚れだけ」を除去できれば、この仕上がりです。
本来の色、柄、質感に回復。
樹脂製のパネルは、樹脂製のパネルとして美しい。鏡は、鏡として美しい。みんなちがって、みんないい(みすず)。
ご覧の通り、ゴシゴシ擦った傷や、機械を回転させた痕跡はありません。
黒色のパネルは、鏡面の滑らかさを取り戻しています。
鏡面のパネルは、黒塗りのベンツと同じく、周囲を鮮明に映り込ませます。
照明のワット数はクリーニング以前と変わりませんが、全面にまっすぐ反射するようになるので、浴室全体が明るくなります。
なので、写真にすると、薄暗く黒かった壁パネルが明るめの色で写ります。もちろん肉眼で見ると、漆黒はしっかり漆黒。今まで気づかなかった繊細なグラデーションが目視確認できます。
同じ画像をトリミングで。
掛けられた水道水の痕跡が、重なって積もった結果が「白い水垢」と、お分かりになるかと思います。
画像左下に、丸い何かが?オセロ?
いえ。これは収納ラックを外したところ。壁に固定された留め具です。
浴室クリーニング後。
壁面は、触るとプルっと。表面に何も付着してない状態は、とても清潔で気持ち良いものです。もちろん、見た目も美しい。
鏡も鮮明に。このクリアさなら、髭剃りはもちろん、白髪を抜く作業までできることでしょう。
ウォッシュテックの鏡のウロコ取り(水垢除去)は、ダイヤモンド研磨材不使用です。
ダイヤで鏡の水垢を除くという触れ込みのハウスクリーニング業者には、壁パネルに固着した水垢への方策がありません。
樹脂製の壁面パネルは、ダイヤモンドで削り取ったらキズキズのパサパサに。本来ある鏡面の平滑さが失われます。
ダイヤモンドで鏡を削る業者は、水垢のメカニズムを理解しておらず、浴室のあらゆる箇所にある水垢は解決できないということです。
従って、1枚の画像の中で 「私の会社は、壁パネルと鏡、いづれもこのように水垢を除去しています」 と、宣言することができません。
遠目の画像か、鏡単体の画像になるはずです。
浴室のあちこちに白くこびりついた水垢を何とかされたい。
ならば、「実際に何とかされていると分かる画像」 を多量に掲載している業者を選ばれることと思います。
なお、鏡面ツルツル質感の浴室壁パネルの管理方法の正解は、とにかく水道水を早急に切ることです。
お風呂上がりのタオルでババっと吸水させる、ワイパー(スクイジー)で排水口に向かってザッと水分を切る、熱を加えることなく換気、という生活習慣で、飛躍的にキレイをラクに維持できるようになります。
よろしくお願いいたします。