浴室のガラス扉。
浴室は、裸で入る場所。
そこで使うガラスは、丈夫で安全であるべき。
でもデザイン的には洗面室とシームレス(境界なし)に、空間を広く見せ、洗面台と統一感を持たせたいんだよね。
そのような理由で、ハイデザイン・高級仕様のマンションの浴室扉は1枚ものの 「強化ガラス」 であることが少なくありません。
しかし、浴室は毎日毎日、大量の水を使う場所でもあります。
当然ながら、汚れる!のであります。
白いウロコ状の水垢で曇り、カサカサとした縦縞が見えてきます。
存在感を限りなく無くしたくて設えたはずの透明ガラスが、ドーンと主張してくる感じに。
浴室クリーニング後のガラス扉。
鏡のように滑らかに回復したので、浴室天井の点検口や照明の電球の形まで鮮明に映り込むようになりました。
なお、照明付近にモヤモヤっと見えているのは、洗面室側からガラスに貼られたフィルムの表面の揺らぎです。
浴室側の(何も貼られていない)ガラスの表面は、傷も汚れも何も無い完全にすっぴん、平滑な状態です。
「 強化ガラス 」 と聞かれると、すごーく硬いと思われる方がほとんどかと思います。
しかし実はその逆で、とても柔らかく作られているガラスです。
カッチカチに硬いと、範疇を超える衝撃を受けた瞬間、「パリーン!」と割れちゃうのです。
突発的にいきなり「もうダメ!」ってなって、鋭い形で大きく割れて、とても危ない。硬いからって「強い」ガラスとは言えません。
対して、柔らかいガラスであれば、ぼいんぼいんして衝撃を揺れて逃がし、よもや割れても細かく丸めに砕けます。
そのようなことで、ガラスの強さ弱さは、表面の硬さではないのです。
強化ガラスは、なよ竹のように揺れて受けた衝撃を逃がし、耐えて戻す。その目的のためには、柔らかくなくてはいけないのです。
で、クリーニングする立場からしますと、強化ガラスって、「柔らかいので、ものすごく傷つきやすい」というガラスなのです。
ウォッシュテックのブログでは何度もお伝えしていますが、水垢というのはガラスのような物質です。
ガラスに水垢が固着した状態は、いわばガラスonガラス。
ガラスよりも固い道具や研磨剤(クレンザー)を使えば、水垢は削り落とせます。でも、同時にガラスも微細な傷をたくさん作ることになります。
同じガラス質でもタイルや鏡よりも、柔らかい 「強化ガラス」 は、傷がうんと入りやすいです。
よくある見た目としては、手や機械が動いた痕跡が僅かに残る、全体に薄くモヤっとして見える、といった仕上がりになります。
傷の凹凸は、肉眼ではほぼ見えないサイズですが、汚れからすれば、おあつらえ向きの足場。その場に引っ掛かって留まり、どんどん蓄積するきっかけになります。
数か月より先、明らかな差が出てきます。
「また汚れてきた...」、「なぜか最近、掃除が大変だ...」と、思われたなら、そういうことです。
同じ「ガラスや鏡の水垢を除去します」というアピールをしていているハウスクリーニング業者にも、品質はさまざま。
モヤっとしててても機械がグルグル当たった跡が見えても、「水垢の除去は、してますよね?ウチではコレが限界です」と言われてオシマイ!
どのクリーニング業者を選んで家に入れるか、そこはお客様の目利きです。
強化ガラスの仕上がりを見れば 「格」 が一目瞭然です。
ウォッシュテックの強化ガラス製バスルームのドアの仕上がりは、こうです。
機械が回転したような跡も無く、手で擦ったような跡も無く、薬品垂れた跡も無く、薬品で溶けたことによる歪みも無く、
もちろん、水垢も無し。
これだけズームで照明を透かして撮っている強気な画像は、他には無いはずです。
同じアングル同じ解像度で撮れば、上記に列挙したような「何らかのアラ」が映ってしまうためです。
難しい強化ガラスでこの仕上がりならば、当然ながらタイルや鏡の仕上がりも間違いないですよ。という表明にもなるので、自信の無い清掃業者はまず載せません。
なお、ウォッシュテックの強化ガラス水垢ウロコ除去は、社長・中島にしか実現できない完全オリジナルの工法です。
似たような言葉、似たような画像でまねっこする清掃業者もおりますが、道具・洗剤・手順、全く違うことをしているので、当然ながら結果が全く違います。
お選びにならないことです。