こびり付いて取れない汚れでお悩みの方が多い浴室の床。
※今回の画像は、パナソニック社製ユニットバスです。
白い汚れが全体にこびり付いて、グレーの樹脂の床の色との差がクッキリ。凹凸の模様が鮮明に見えています。
1)掃除してもキレイにならない。
2)頑張って何度も掃除して、ちょっとキレイになったと思う!
3)洗剤をスプレーしてブラシを当ててチマチマ擦って、それをずっと繰り返さないと維持できないのか...。うんざり。
4)水垢汚れには、クエン酸が効くって!やってみた!
5)...えっ??乾いて見たら、白い汚れが、むしろ前よりすごく目立つようになったんですけどぉぉ!?やばい。圧倒的な不潔感。なぜになぜに??
と、このような流れでウォッシュテックにご相談くださる方が、コロナ禍のステイホーム期以降、とても増えているように思います。
今回の浴室も1~5のステップ、ばっちり踏まれています。
なんででしょう、ほぼ同じ経緯でお困りの方が多いようですので、どなたからもアクセスされやすいようブログにしてみます。
先が長くなりそうです。とりあえず浴室クリーニング後の床の様子。
白い汚れが無くなりました。
生活中にできたお風呂用椅子の衝撃で削れた痕跡は見えますが、床のエンボス模様も目立たず、全面的に樹脂本来の色・質感に回復。清潔です。
お話戻って。
まず、ステップ2と3についてですが、
白いこびり付き汚れは、実際には、ほぼ除去できていない状況と思われます。
理由は、汚れの性質に対しミスマッチな洗剤では反応せず、ブラシで物理力を加えたとしても薄く殻のように覆っているため、剥がれ落ちることがないからです。
たくさんある汚れの中で、洗剤で反応する、あるいはブラシで弾き飛ばせるところは落ちますので、そこはキレイになると思います。
苦手なこと、イヤなこと、お金にもならないことをよく頑張った、努力した、疲れた、ならば、相応の成果が出ているはずだ。と、いう気持ちも高まりますので、掃除の後は汚れを全て一掃したように感じられるはずです。
しかし、完全に水分が乾いた状態で見れば、やはり「汚れはある」とお気づきになる方もいらっしゃるでしょう。
また、あれ?また汚れが付き始めてる?と思われる方もいらっしゃるでしょう。このあたりがステップ3でしょうか。
そこで、ステップ4。抜本的な解決策として飛び込んでくる 「水垢はアルカリ性の汚れなので、酸性のクエン酸で中和できるよ」 説。
TV、雑誌、サイト、SNS あらゆるメディアで、その効果が語られています。乗らない手はありません。レッツトライ!
クエン酸の溶液をスプレー!しばらく置く!
このアクションにより、落ちていなかった汚れが中途半端に起き上がるというか荒れて、白く目立ってきます。
ここで、白く見えるメカニズムをイメージしていただきたいのですが、ツルっと平滑な表面よりも、ガサガサ凹凸に粗くなる方が、白く見えます。
黒い色の大理石と同じ理由です。
今までピタッとくっついていたはずの汚れが、クエン酸に触れることにより変化、ウロコのようにランダムにめくれあがって、肉眼で見ると「急に白くなった!なんでこうなった?!」という事態に。
もちろん、汚れが溶けて流れて全員さようなら!ということにはなりません。荒れたまま留まります。
今度は水垢で真っ白状態からのスタートなので、洗剤やブラシを駆使して頑張っても変わらない白さが目で見えて分かり、敗北感に打ちひしがれる方が多いです。
そこで、「も...もうアカン」とウォッシュテックに画像をお送りの上、ご相談くださるというわけですが、
お分かりいただけましたでしょうか、クエン酸で掃除したら、白い汚れが急激に大増殖して見える本当の理由。
誰が悪いわけでもないんです。
ただ、そのメカニズムが分かっておれば、がむしゃらに時間と体力を使うこともなかったし、予想外の結果になって青ざめることもなかったと思うんです。
なお、市販から業務用まで、この汚れに対しては、ウォッシュテックがゼロから独自開発した洗剤以外は全てミスマッチであります。
社長・中島の他は誰ひとりこの汚れを本気で解明しようとしてこなかったということです。
ゆえの、このような解説は 「水垢を的確に落とすシステムを確立し、他とは比較にならない量の実績がある」 ウォッシュテックにしかできません。
お困りのことを何とかしたいと気づいて動いて方策をこさえて、落とせる技術を確立しているからこその説得力です。
この状態を、
このようにできます。
キレイになったような気がする、マシになった気がする、そんな掃除ではなく、
「本当に」汚れが何もない状態にされたいようであれば、ウォッシュテックにご用命ください。
浴室は、ともかく清潔さが一番。
プラスチックの表面に何も覆っていない状態は、とても気持ちいいものです。
お呼びいただけなければ、体験することはできません。