浴室クリーニングでお問い合わせの際、比較的ひんぱんに頂戴する 「天井の換気乾燥機の汚れ」 についてのブログです。
ふとお風呂で天井を見上げると、ギャッ!換気扇が汚い!と気づくこと、あると思います。
カビ?ホコリ?何なのこの汚れ?中身、どうなってんの?
慌てて検索して浴室換気扇のお掃除の方法を探される方、少なくないんじゃないでしょうか。
さらに、壁や床もよく見たら、うちのお風呂、スゴい汚れてない?と、そこからウォッシュテックにアクセスされる方は、浴室換気乾燥機の汚れも対応できるかお訊ねになります。
ウォッシュテックの浴室クリーニングは、浴室換気乾燥機の作業を標準料金内に含みます。
この作業、具体的にお伝えしますと、フィルタを取り外して洗浄、ネジで天井と固定されている外枠(カバー)を取り外して洗浄、天井側に剥き出しになったユニットのホコリや粉状の汚れを除去、です。
それ以上、バラバラに分解してパーツごと取り出して洗浄するということは原則ありません。
理由は、それ以上のところは、原則汚れていないからです。
えっ?そうなの?他のハウスクリーニング業者では、分解洗浄とか割増料金を設定して、やってるよ?ってことは、よほど汚れているんでしょう?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
実は、浴室の換気扇の消費電力は、キッチンの換気扇と比べて、とても少ないんです。
同じ換気扇ですが、浴室の天井についているやつは、パワフルではない。
「吸いこむ力が少ない」ということです。
ゆえの、とば口はホコリや浴室に舞っている粉体など付くこともありますけど、中の中までベトベトにドバっと汚れるということは、構造上ありえないのです。
事実、ウォッシュテックでは、ユニット浴室を2021年現在、6000を軽く超える件数拝見していますが、「こ...これは、浴室換気乾燥機の完全なる分解洗浄が必要だ!」という状況は、1件もありません。
もしあるとすれば、おそらく浴室全体、床・壁・浴槽なども著しい異変が生じているはずで、わざわざ浴室換気乾燥機だけを取りざたしている場合ではありません。
従いまして、ウォッシュテックでは浴室換気乾燥機の分解洗浄として割増は設定しておらず、まずご相談くださった方のご不安を解き、標準的な作業として料金内でいいんじゃないでしょうか、とお伝えしています。
ふだん見えないところだから、とことんバラして洗って欲しい、確かにそういうニーズはあり、ニーズがあるならと応える業者もおります。
しかし、 「浴室換気乾燥機の中の中まで汚れがビッチリ詰まってる」 それは、通常のご生活であれば、まず無いことを知識として得て頂きたいです。
もしバスルームの天井を見上げた時に浴室換気乾燥機が汚れていてギョッとしたら、まずはフィルターを外して洗って、ドライバーでカバーを外して洗って、本体がもしホコリっぽかったらやわらかい刷毛やブラシで払ったり掃除機のブラシで吸い取ったりしてみてください。
浴室換気乾燥機の故障は、1日あたりの乾燥稼働時間がすごく長かったり、フィルタの詰まりで熱が放出されずにこもったり、電送部品の寿命だったり、そういうことがほとんどで、本体の中身に詰まった汚れがアクティブに悪く働くということはありません。
浴室クリーニング後の様子。
浴室乾燥機、表面の汚れがなくなりました。
それもそうなんですが、壁面パネルもごらんください。
クリーニング前の画像と比較されると一目瞭然かと思います。
換気乾燥機の汚れが下から見上げて目視確認できる浴室は、床、壁、浴槽、カウンター、扉の内側も汚れが厳しいという傾向がございます。
浴室で圧倒的に不衛生なのは、水や石鹸や体の汚れを受ける腰から下あたり全域です。
湯気がホワホワ通過するだけの天井は、さほど汚れないです。
従って、腰から下を重点にクリーニングできなければ、もし割増料金をふんぱつして徹底的に浴室換気乾燥機を完全分解を頼んだとしても、費用対効果はとても低いということです。