高級・ハイデザイン仕様のマンションで多く見られる石の洗面天板です。
今回は、クッキー&クリームのような御影石です。
御影石といえば、クールグレイ(青みを帯びた灰色)や真っ黒(黒御影)をイメージされる方が多いかと思います。都会的なモノトーンの水まわりには好まれます。
モノトーンイメージ一辺倒だった御影石ですが、2010年頃からお見掛けする機会が増えてきたのは、このような柔らかで温かな印象の御影石です。
とはいえ、日々ご生活されているわけですから、このように汚れてくすんでまいります。
なぜか分からないけど擦ったような跡が照明に透けて見える。全体的にペタっとした触り心地になってきたような。あー、お掃除してもスッキリしない!そもそも、こんな色だっけ???
そのようなモヤモヤ感から、ウォッシュテックにご相談くださいました。
メンテナンスされた御影石の洗面天板。
ツルッ!
天井のライトが、そのままの形で映り込んでいます。
表面を覆っていた汚れの膜も除去されて、御影石本来の澄み切った滑らかさを回復。何も表面に乗ってない「ニュートラル」な質感で、清潔に。
刷毛で撫でたみたいな、グレーとベージュの帯模様、紫・焦げ茶・黒の点々模様。細かな柄や微妙な色の差も鮮明に見えるようになり、とても美しい石であったことを再認識できます。
少しガラスっぽい透明感があって、ツブツブ柄が幾重にも透けて重なっているように見えるのが、「御影石」の持ち味です。
大理石とはまた違う 「迫力の高級感」 です。
御影石は、お墓にも使われるくらいですから、ギュッと固く詰まったタフな石です。
ですので、わりかしラフにお使いになられても劣化や変質は生じにくいです。
しかしながら、洗面台は、ハンドソープ、整髪料、クレンジング、保湿剤、などなどさまざまな化学物質入りのボトルが置かれます。そしてその液体が飛び散ったり垂れたり。
もちろん手洗いや洗顔など毎日何度も汚水を受ける箇所でもあります。
そんな感じで、けっこう汚れるわりに、天然石ゆえ、どう掃除していいか分かりにくい。
そして、気付くと、せっかくのデザインイメージが迷子になっている。
石の洗面台、オシャレなデザインだけど 「あれ?これでいいの?」 って思われたら、ウォッシュテックにお声掛け下さい。
そしてきっちりメンテナンスされて、御影石本来の美しさと清潔さを再び感じ取られてください。
石がキレイになると、とっても気持ちいいと思います。