ウォッシュテックのユニット浴室クリーニングは、一室ぽっきり価格。
鏡のクリーニングも標準料金内に含まれています。
ハウスクリーニング業者を選ぶ際、鏡についての書き方、いろいろありますよね。
ネットやTV通販やラジオショッピングでよく見かけるのは、「専用のダイヤモンドパッドで、鏡に固着した水垢を除去します。」と、打ち出す清掃業者です。
そして、ダイヤモンドが付いた工具を鏡に押し当てている作業スタッフの写真。
ダイヤで鏡のウロコを取る方法は、2021年現在、ハウスクリーニング業界のみならず、ホームセンターや100均の世界まで身近に迫っています。
そのためでしょうか。先日、「ダイヤで鏡をキレイにするんですか?」とお客様からご質問をいただきました。
キッパリハッキリ。全く使っておりません。
ウォッシュテックでは、ダイヤモンドの鏡のウロコ取りは18年間で1度も現場で使ってないのです。
打ち明けますと、創業当時、1度ダイヤモンドのウロコ取りパット、工具とセットで買いました。メーカー営業さんの猛烈プッシュがあって。
しかし、設備業者さんから譲り受けた(リフォームで交換したあとの)水垢付きの鏡、いくつか試した社長・中島、ほどなく2つのことに気付きました。
1)
鏡だけツルぴかにキレイにしても、壁や床が汚かったら説得力ゼロ。不潔な印象を変えるほどのインパクトは無い。
2)
ダイヤモンドで削った後の鏡、めちゃめちゃ汚れやすい。しかも、初回よりもスッゴク取りにくくなる。数回使用を重ねれば交換必要レベルに到達。
(2)については、理由があります。
鏡はガラス。ガラスよりも硬度が高いダイヤで削れば、ガラスの表面ごと、付いた水垢も削り落とせる。
しかし、現場で手で当てて削るわけなので、微細な凹凸が不規則な形で全面に発生する。
もちろんダイヤで磨いたからといって、速攻で曇りガラスやスリガラスのようになるわけではありません。
水垢除去後、まるで新品!と言っていただける程度の微細な凹凸です。
しかし水の一滴一粒にとっては、その微細な凹凸が格好の足場になる。くっつきやすくなる。
マニキュアを塗る時をイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。
ネイルを塗る前の、自爪の艶を取る(下地作り・プレパレーション)作業が剥がれないキモと言われます。そのように、表面に微細な凹凸があると、ガッチリ密着する条件が整うということです。
もちろん、機能をうたう鏡であれば、工場出荷段階で施された加工も削られますので、機能は失うか損なうか、ということです。
以来、ダイヤを用いて鏡にアプローチする方向は一切捨て、「そうではない、凹凸を作らない、ダメージを作らない、本来の機能を損なわない、だがキレイになる」方法を模索。模索模索の18年。
2021年現在の鏡の仕上がりは、このようになっています。
重ねてお伝えしますが、ウォッシュテックの浴室クリーニングでは、ダイヤの水垢取りは一切使いません。
鏡がクリア!モヤモヤのウロコはゼロ!均一でニュートラル、これぞ鏡面です。
ここで鏡に加え、ご注目いただきたいのは、壁面パネルとカウンター。
樹脂に固着した水垢もツルっとニュートラル。本来の樹脂の質感が回復していることです。
※もちろん、クリーニングのみ。光沢を出すための演出の上塗りは一切していません。また、完全に乾燥した状態で撮影しています。
そして、鏡の枠のステンレス。ここもキラリと本来の金属の光沢が回復。
鏡「だけ」で料金を設定している清掃業者の多くは、鏡以外、例えば壁・カウンター・床・扉などに固着した水垢についてはノーコメントです。
落ちない前提だとすれば、ナンボ激安価格・特別価格といえども割高といえます。
ウォッシュテックは、浴室全域にアプローチできます。
ゆえの、鏡だけ別立てではなく一室一式の料金設定ということです。
更にズーム。ダイヤでは 「絶対に落ちない(キレイにできない)」 箇所。...どこでしょう!?
答えは!浴室鏡を支える 「枠」 との境界部分です。
バスルームの鏡は、シャワーが掛かる。上から下に汚れが流れ落ちてゆくことから、下部の方が汚れが厳しい傾向があります。
そして、最下のフレーム部分で止まって、溜まる。段差に引っ掛かってスンナリ落ちて流れないのです。
浴室鏡のフレームのキワに、ベージュっぽい、あるいは淡いグレーっぽい「何か」が、挟まっているような感じで詰まっているならば、ダイヤでウロコ取りを行う一般的なハウスクリーニングでは対応できません。
汚れが強すぎる。そして、機械も当たらない。それが清掃業者では「落とせない」理由です。
短期的・長期的かかわらず、お客様のためにならないことは、やらない。そして、本当に役立つことを考える。そして、やる。やり続ける。
キャッチーだったり濡れ手で粟だったりするとしても、やらない。だって私の会社だもん。私がされたら、イヤだもん。
その根性の私がお伝えします。鏡にダイヤ、ロングライフを目指すなら、避けるのがベストです。