気温が20度程度で安定し、晴天が続く首都圏の今日この頃。
実は、外階段・玄関アプローチの床タイル、クリーニング好適期です。
タイルに座ったらお尻がびっくりするような寒い時期は、タイルも汚れもギュッと縮こまっています。同じ方策を施しても、効きは劣ります。
逆に、暑さ真っ盛りの時期だと、塗布した洗浄剤が一瞬で干上がり、正しく作用しません。やはり効きは劣ります。
そういうわけで、同じお金を払うんなら、気候が良い今が一番お得ですよということです。
こちらは、外構の玄関ドア前の段差、磁器タイルの床です。
表面に、にじんだように茶ばみ汚れが覆っています。
特に、植木鉢が置かれていたあたりのタイルが濃い黒ずみになっていますが、床全体がセピア色というか、古びた印象です。
住居用洗剤を振りかけて、デッキブラシでゴシゴシ擦って、ホースの水で流してみても、変化ありません。そのような硬い汚れです。
レストレーション後の磁器タイル床。
ハイ!青みがかった淡いグレーのタイルに回復できました!
モヤモヤと膜のように覆っていた黒ずみ、黄ばみ、茶ばみ?汚れのマダラがペロンと一掃され、若々しい印象です。
汚れが厳しい写真左側のクリーニングを先行し、右側はこれから作業。
でも、「レストレーション前後で、こんだけ色合いが違う」ってことが分かりやすい画像になりました。
古いからじゃない。汚れていたのだ。という証明写真です。
外構の床タイルは、足元ということもあり注目されやすいです。また、けっこう面積が大きいので、汚れているとものすごく訴えかけてくるものがあります。
たいていは玄関ドアまでのルートなので、玄関を開けたその先にある家の中の有様を予想しながら歩きます。
つまり、外構の床タイルは、家屋全体の管理状態や住んでいる人の美意識...その判断材料にされやすい箇所だと思います。
実際にチャレンジされた方はお分かりになるかと思いますが、この種類の汚れは 「自力で頑張っても、全く成果が出ない、ただただ疲れるだけ」 という汚れの代表格です。
自分で洗ったらキレイになった!汚れに勝った!バンザイ!と思われる方もおられるかもしれません。
確かに表面にふんわり乗った汚れはお掃除できれいにできます。水に濡れたら、ちょっとイイ感じに見えることもあるかと思います。
しかし、タイルに固着した硬い水垢は、完全に乾燥すればまたパサパサと茶色くくすんで見えてくるのです。
なぜ、この汚れが形成されるのか?その理由を知っていなければ予防は難しく、予防法が分かったとしても、既にこびり付いた汚れを除く方法は別にあって、新たに道具や洗剤を揃えて的確に使わないと落ちない...正攻法では遠い道のりです。
もし、このような汚れに悩まれているとしたら、早々ギブアップでウォッシュテックにお任せいただくことをお勧めいたします。