今年度のIDがIICRCから届きました。
IICRCとは、クリーナーおよびレストレーターの業務に関わる知識・技術を認定する国際組織です。
認定講座を受講し、試験を受けて、合格したら付与される免状です。
・WATER DAMAGE RESTORAION 水害(水災)復旧
・APPLIED STRUCTUAL DRYING 水害で生じた浸水状態の建物を的確に乾燥する技術
・FIRE & SMOKE RESTORATION 火災で生じた煙や臭気の復旧
※火災の場合、消火に大量の水を使うので、水害復旧と乾燥と地続きになります。なので一そろいとして資格を得ています。
・CARPET CLEANING カーペットクリーニング
・HOUSE CLEANING 住宅クリーニング全般
・ODOR CONTROL 臭気コントロール/消臭
・UPHOLSTERY & FABRIC CLEANING 家具・布類のクリーニング
・JORNEYMAN FIRE & SMOKE RESTORER UFT + OCT + FSRT → JORNEYMAN (職人) という称号になります。
現場の仕事に資格など意味ないと仰る方も多いかもしれません。特に、業務との関連が少ないと思われる領域に関して。
確かに。認定資格を有していても、実際の業務として請け負うには新規に機器を一揃えする必要があります。中でも災害対応は多大な投資が大前提。知識や資格があったって、現場は回せません。
しかしウォッシュテックでは、得た知識が今の現場の打開策やヒントに繋がったり、実地で小さく引っ掛かっていた疑問が氷解、ということが少なくありません。
また、目の前に自力ではどうにもできないお困りごとがある、そのことをご相談くださったとして。なぜ、困りごとになるに至ったのか...どうすれば避けられたのか...今後の方策としてベストは何か...その見通しも立ちやすくなります。
知識を得れば、いつかのお客様に喜んでいただける結果になるのですから、勉強は必要です。
私はそう考えていますが、社長・中島にとって勉強は、シンプルにインタレスティングアンドエキサイティングなようであります。
最も近しく受講したUPHOLSTERY & FABRIC CLEANER では、100%(フルスコア)でした。
メールで *Your final score is recorded as 100%.* って1行書いてあるだけなので、満点なれど権威もなんもありません。
ただ、得た知識を使い役立てよ。今いるフィールドで。レストレーションは、結果が全てだよ。ってことなんだと思います。