梅雨まっさかり。皆様お健やかにお過ごしでしょうか。
湿度と温度が上がって汚れやすくなるお風呂のお掃除に困られるこの時期、ご依頼が多くなるのがユニット浴室のクリーニングです。
石けん・洗剤をブクブク、トリートメント・整髪料・メイクがトロトロ、お湯をジャバジャバ、湯気がホワホワ...多様な汚れが複合的に固着する浴室は、うっかりすると菌の温床になりやすいものです。
壁に床にカウンター...表面積が広いことが特徴といえる浴室。夏になればお掃除が一段と大変になるでしょう。今この時に浴室に手を入れられるのは私もおすすめいたします。
しかしユニットバスは、設備メーカー各社が工夫を凝らして機能に特徴を持たせていることもあって、素材と加工がどんどん繊細かつ複雑化しているように思います。
繊細かつ複雑な進化を遂げている今、ユニットバスを構成する樹脂の質感を損なうことなく汚れだけを的確に取り除くことは、とても難しいです。
従って、長期に亘り取り切れない汚れが蓄積しやすく、蓄積した汚れは、スマホでオートに撮った写真にもバッチリ見えるレベルなのであります。
こちらは、ウォッシュテックのブログに多数登場する「パナソニック社製ユニット浴室、フラッグストーン(2020年現在の名称はスミピカフロア)床」です。
白いまだら模様のような汚れが見えています。
凹みに入っている汚れあり、凸に乗っかっている汚れあり。さんさんと明るいわけではない浴室内の照明で、縦長の格子模様が写真に撮れてしまうということは、相応量汚れが蓄積した状態かと思います。
もちろん、肉眼でも確認できますから、気付かれた段階で「あれま!」とお風呂用洗剤をビシバシかけてブラシでシャカシャカ、スポンジでゴシゴシされるでしょう。
カビか?とカビ取り剤を掛けられる方もいらっしゃるでしょう。
しかしビクともしない。消えた?よっしゃ!と、翌朝カラカラになったところを見たら「まだ、あるやーん...」。
表面全域に白く固い水垢汚れが固着しやすく、いったん固着したら取り除くことはことさらに難しい。それが、パナソニック浴室の床フラッグストーンの悩みどころかと思います。
擦って削ってしまおうとしたり、あるいはミスマッチな薬剤を掛けてしまうと、ガサガサに凹凸が生じ、より汚れが引っ掛かりやすく取れにくくなります。深追いは避けてください。
回復型ハウスクリーニング、完了後のユニットバス床。
格子柄、目立たなくなりました。
実はこの画像、手違いでガッサガサの低解像度で撮れてしまいました。それでも、樹脂がニュートラルな様子が分かるかと思います。
ウォッシュテックが行使するケミカル(洗剤)や機器類は、常に「今」の設備や内装に対応できるようアップデートに次ぐアップデートを繰り返しています。
クリーニングの現場は結果が全て。旧いものでは対応できないのが現実です。今の現場にフィットさせるためのアップデートこそがウォッシュテックの強みです。
現場でのアップデートに加えて、事前対応もアップデートを努めています。
ウォッシュテックのお問い合わせフォームは、2016年からデータを添付できるように改修したのですね。
そこから数年、初動のお問い合わせで画像を添付して下さる方は本当にまれで、実はほとんど機能していなかったんです。
そのうち、スマホでサイトにアクセス、フォームに高解像度の画像や圧縮ファイルを添付するというテクノロジーがどんどん身近になり、2020年の今、新型コロナウイルスの影響からリモートシフトのビックウェーブあり!
ウォッシュテックには、画像添付のうえ初動のお問い合わせをくださる方がとても多くなりました。
汚れの内容と、汚れが何に付いているのかが即時に把握できるので、折り返しのメールで具体的な内容をご案内できます。
また、ウォッシュテックのユニット浴室の料金はサイズと仕様で区切った設定になっていますが、サイズや仕様がハテナな方も多いんです。浴室のサイズが分かる画像があれば一目瞭然でご案内できます。
イッツアップデートでございます。
うちもクリーニングを頼んでみようかな...とお考えの方は、いっぺんお写真を撮ってみられるとよいですよ。
ユニット浴室の場合は、なるべく全体像とお悩みの箇所の接写です。
バッチリ写ってたら、そのまま添付、お問い合わせください。写真では汚れがあんまり見えないなーということであれば、もうちょっと先でOKかと思います。