突然ですが、浴室のスイッチパネル。コントロールパネルの表示、はっきりクリアにご覧になれますか。
スイッチパネルは、あんがい白く曇りやすい箇所です。
白くパサパサとマットな、うろこ状の水垢が固着しやすいです。鏡と同じく、例の水垢くすみ汚れが付いちゃうのです。
例えば、このような状況です。
画面の文字...読めない~。ビッチリ、殻が覆っているよう。
鏡と同じ汚れがこびりついている訳ですが、バスルームのスイッチパネルはABS樹脂製であることが多いかと思います。従いまして、鏡における水垢除去のアプローチ方法とは変えてまいります。
※ご参考
みなさまも、ホームセンターなどで販売されている「鏡のウロコ取り ダイヤモンドパッド」をスイッチパネルの曇りにお使いになるのはおやめになる方が宜しいです。傷キズになります。
ABS樹脂のイメージとしては、プラモデルの主に「しなり」が必要なパーツです。組みあがったガンプラをメラミンスポンジで擦り、質感をマット仕上げに変える方も多いでしょう。メラミン、けっこう研削力があるんです。従いまして、メラミンスポンジもこの用途ではアウトです。
※
浴室クリーニング後のスイッチパネル。
読めるぅ!スコーンとクリアに、文字、読めるぅ。
液晶パネル以外のボタン、カバーもツルン!キュッ。カサカサと全体を膜のように包んでいた汚れが、清潔になりました。
お風呂のスイッチパネルは、「水で濡らしたら何となくクリアに見えるような気がする」ので、「ん?見えにくいな」と気づかれたとき、シャワーでシャーっと水を掛けられる方が多いんです。シャーっと水を掛ける、水滴がその場で乾く...を繰り返しているうちに頑固な水垢がビチーっと固着してしまうのです。
見たい!シャー!よし少しは見えるぞ→乾く→見えないなー→見たい!シャー...のループ。その水垢の作られ方は、鏡と同じかと思います。
そして、完全に乾いた状態で見たとき、生活感や古びた印象にホトホト嫌になる...お掃除ではクリアにできずに、さらにイヤになる。透明なのがボヤけている、見える像が見えない、それはジワジワくるストレスです。その気持ちの流れもまた、鏡に似ていると思います。
浴室の液晶スイッチパネル、クリアに表示が見えますか。水垢で曇っているかどうかは、乾いたまんまの状態でチェックされるのが宜しいです。
水垢を一掃したクリーニング後は、体を拭いたタオルでついでにサッと水気を取っておくなど一工夫されてみてください。クリアな表示をキープできます。