HPのヘッダー画像で、社長・中島が抱えているハンドポリッシャー。
写真では石材研磨に使うダイヤモンドディスクが付いているのですが、作業によって色々付け替えて使います。
ハンドポリッシャーを使って作業するハウスクリーニング業者は、2016年現在、けっこうあります。
ウォッシュテックは15年以上前から導入して実績を積んでいるので、いろいろ言う人もいると思うけど、誰がなんといってもトレンドの先がけであります。
更に先を行って、より高みの仕上がりを目指そうとならば、いざ問題にぶち当たったとき、世の中どこにもばっちぐーな道具がありません。他業種までチェックしてもどこのメーカーも作ってないし、もちろん資材屋さんに流通していません。
この汚れ、もうちょっと道具がこうだったら落とせるんだけどなぁ~って分かっている。
よし。道具、作ろう。
んで、中島はオーダーメイドでブラシを工場で作ってもらうことにしてます。
ズビズバと汚れが落ちるハイクオリティ&ハイテクノロジーな洗剤を採用していても、超えられない壁がある。いくら優れたケミカルでも、現場を経験した人にしか分からない限界点ってあるのです。
でも、道具がもうちょっとアレだったら、わ~い!到達点クリアー!って結果を導き出せる。他社には達成できない結果である。誰も解けない悩みや問題を解決できる。ならば、やるべし、やるべし。
その考えで、ここまで来ました。
今回は、ウォッシュテックのナウなブラシコレクション2016、ご紹介。
例えばコチラ。特殊な化学繊維(ひみつ)を植毛。主に浴室の床に使います。お客様に実際に触っていただくと「えっ。こんな柔らかいブラシで洗うんですか。こんな柔らかくて、なんで落ちるんですか?!」と驚かれます。
そうですよね、私も中島の仕事を知るまでは「汚れは力を込めてガッシガッシでしょ」と思っていたのです。
でも実は!ミクロな世界の汚れを取るには、腕力は不要。そーっと当てて、弾き飛ばすには、やわらかーい・ほそーい・でも丈夫な毛でなければ結果が出ません。
たとえば、ハミガキで歯垢を取り除こうとするときに、デッキブラシのようなぶっとい毛は使いませんよね。ぶっとい毛では汚れに届きません。一部分のみ激しくアタックする感じです。
さらにそのときに、「じゃあ、力をこめて擦ったら取れるんじゃない?」とも思いませんよね。歯や歯茎がキズキズになりますもんね。
汚れに的確に当ててゆく。凹凸や隙間に毛先をフィットさせながら。そしたらスッキリしますよね。
歯でも床でも同じことです。
浴室クリーニングや長尺シートのクリーニング、タイルのクリーニングでは、数ミリ単位の凹凸模様に付着した排ガスやカビやネトネトした油汚れを取り除こうとしています。
デッキブラシで力いっぱい擦ることが、いかに「がんばりの割に効果がでない方法」か、お分かりになるかと思います。
こちらは、長尺シートのクリーニングで活躍する直径0.1mmステンレス毛のブラシ。
そうーっと撫でるとサラーっと柔らかなのですが、グッと押すと皮膚にブッ刺さる!そして体重をかけて床に押し当てると毛が折れる。繊細。取扱注意です。
「ハンドポリッシャーのブラシを使うとき、力を入れないんですよ。」とか書いてるのに、なぜ中島の腕や胸が「まるでゴリラ」なのか。
それはですね、石材研磨の際にダイヤモンドディスクを扱う際の姿勢が原因です。ダイヤモンドディスクを最も効率よく行使するには、対象面に垂直に圧を掛ける必要があります。歪んだり力が足らないと、そのぶん材料のロスは増え、時間が多くかかり、しかも仕上がりが良くありません。床の石材研磨をするときは背筋と胸筋が必要です。石の浴室の壁面を石材研磨するときは、重みがあるハンドポリッシャーを支えるために腕の筋肉も必要になります。
石の現場を請ければ請けるほどに、社長は、わがままボディなゴリラになっていったのであった・・・。
洗剤・道具・体躯。この「他には実現できない無い」3本柱が揃ってるから、誰にも真似できない結果に到達する。それがウォッシュテックの最大の強みだと思います。