東京都千代田区のマンションにて、ウール混のカーペットクリーニング。
犬の尿のシミと、それによる臭いを気にされてのご依頼です。
オシッコ染みと床からうっすら漂うオシッコ臭に併せて、ドア出入り口付近など、よく歩く箇所がうっすら汚れている「歩行路線(トラフィックレーン)」も気にされている様子でした。
ウールにダメージを与えず、きわめて環境性能・安全性にすぐれた成分の洗剤でカーペットクリーニング。
染みが目立つ個所は、小さなサイズのウォンド(洗剤を噴霧しながら同時に汚れ・水・残留洗剤を吸引するときに装着するヘッドノズル)に付け替え、至近距離で目視確認しながら丁寧に回収してゆきます。
作業後のウール混カーペット。
出入り口の一歩目あたりにあったボンヤリした黒ずみ汚れ、周囲との見分けがつかなくなりました。おしっこ跡も、見当たらない感じに。
粗相に気付くとすぐに拭かれていたこと、ウール混のカーペットなので水分が弾かれて下地まで浸透していなかったことがラッキーです。懸念されていたオシッコの臭いも、感じないレベルに。
それと引き換えに、カーペットから機械の中に回収した洗浄剤と汚れの臭いは、うっすらオシッコ臭とカビ臭。アンドどす黒い排気ガスおよび粉塵。いつのものことながら、カーペットクリーニングって、ここに覆っていた汚れがそのまま移行してる~っと汚水で見られて面白いです。
ウォッシュテックのカーペットクリーニングは、他の業者とは比較にならない極限まで水分と残留洗剤をマイクロパッドに吸着させてお引渡しします。なので、作業終了後のお支払い時には、靴下を履いて歩かれるならほぼ何も気にならない程度の湿り気。その場に立ってご確認いただけます。
「あっ、なんかいつもより毛に沈み込む感じ。」と、お客様。
写真では伝わりづらいのですが、カーペットの繊維いっぽんいっぽんベタベタした汚れでくるまれている状態よりも、ふんわり体を支えてくれるので、「あっ」ってなる方が多いです。
「空気がきれいになったみたい。」と、さらに、お客様。そうなんです。蓄積された臭いがカットされてニュートラルに戻ったカーペットが、そこいらに漂う臭い成分をキャッチしてくれているので、室内の空気の清浄さ、すぐに気づかれる方が多いです。
床の見映えだけに留まらない、カーペットクリーニングの感覚的な気持ちよさ。ぜひどなたも体感されてみてください。