東京都港区のマンションにて、大理石の玄関タイルを石材研磨。
築浅の中古マンションをご購入され、そのままご入居されたのですが、しばらくしてから大理石が黒ずみとパサつきが気になり、石材研磨をご依頼くださいました。
中古マンション売却における内覧対策としてのハウスクリーニングでは、売り主さんがよほど意識されない限り、大理石はノータッチだと思います。
買主さん側も「大理石の玄関って、こんなもんでしょう」とスルーされることが多いかと思います。
都心のマンションは品薄傾向で立地や管理体制が優先順位として際立っているので、「玄関の大理石が汚い」なんてことは些末。あんまり不利に働かないのかなーと推測します。
しかし、ふとしたきっかけから「大理石って、ツルッと磨くことができるのかい!」「何かを塗らなくても石本来の美しさを維持できるんかい!」と見つけていただいて、ご入居後あらためてご依頼くださる方、けっこういらっしゃるなぁ、と思います。
大理石の黒ずみ・汚れ・歩行傷は、明らかに前居住者の痕跡。わがテリトリーにいつまでもあると、違和感があって当然かもしれません。
玄関は、出がけと帰りのたびに見るところだし、訪ねてきた人が一番に見るところ。目につく。それはやっぱり、クリア&ニュートラルなタイルに回復された方が気持ちいいものかと思います。