東京都港区のマンションで、大理石の浴室クリーニング。
壁面の大理石、カサカサと膜に覆われたように光沢が失せ、ブツブツ模様があります。
浴室クリーニング後。
窓から大理石に映り込む、都内のビル群。
ビフォアアフターの写真が全てを物語っているのですが、それではあんまりかなと思いますので、ひとこと。
石材研磨に使用するダイヤモンドディスクは、床に垂直方向に体重を掛けて押し当てることで、スペックを最大限発揮します。
身体の動きが制限される日本のマンションのバスルームの壁面で、危なげなく数キロのハンドポリッシャーを水平に保った形で操作し、この仕上がりに持っていくためには、
ゴリラ並の背筋と腕の筋肉が必要です。
従いまして、この壁面の仕上がりは、いかな石材研磨熟達者の中でも、ウォッシュテックの中島しか不可能といえます。
中島。ゴリラの中でも、シルバーバック級。ダイヤモンドによる研磨を究めるうち、こんな体躯になってしまった。石材研磨サイボーグか。それとも石材研磨モンスターか。
どんどんボイン(胸板が分厚く)になってゆく夫を、妻はそっと見守る他ありません。