横浜市都筑区のマンションにて、ユニットバスの浴室クリーニング。
ウォッシュテックでは、ユニットバスの扉は、だいたい外して浴室内でガッツリ洗剤と水を使って洗います。
なぜなら、浴室扉の隙間には、とてもとても厳しい汚れが詰まっている例が多いからです。
まずホコリ。そしてネットリした脂っこい石鹸カス。そしてカビ。そして水垢。からみつくように塊になって、しかも石のように硬い。
カビのみ単独に付着しているだけだったらカビキラー(カビ取り剤)でも死滅させられますが、多種多様な汚れが何カ月もの間に絡まり合って積もり積もって石みたいになっているわけですから、おそらく家庭用おふろそうじ洗剤や一般的な業務用浴室洗剤では、ほぼほぼ変わり映えしない感じかと思います。
家庭用ならびに業務用洗剤は、1日〜2カ月まで程度の汚れしか対応していません。それ以上経過した汚れにはギブアップです。
おそうじされるとすれば、うーん洗剤が効かない?じゃあ、ほじくるか!となると思うんですが、ご存知の通り、浴室ドアの隙間って本当にホジりにくい。
割りばしか?ヘラか?雑巾か?ハブラシか?いろいろ差し込んでみるも、上手く届かず「くそぉっ誰がこんな形にしたんじゃい!お風呂そうじしたことあんのか、そいつは!」などイラッと諦める方が多いんじゃないでしょうか。
ウォッシュテックでは、浴室扉のガチガチ汚れ、まず的確な洗剤を効かしてほどくことから始めます。
それぞれの汚れを結び付けている成分を、まずは柔らかに崩す。続いて残った汚れに適合する洗剤を打って一段階、また別の洗剤で一段階、とネチネチつぶしてゆくイメージです。
浴室扉を嵌めたままクリーニングすると、作業中の動きが制限されますし、十分に洗剤や濯ぎ水を使うことができません。なので、扉は外してガッツリ洗うということです。
最終段階で、やわらかなブラシで弾くように当てて、同時にシャワーで流します。すると、扉の向こう側に、
ボトボトっと黒い塊が。
出た―!デトックスな瞬間です。実はこのとき、脱衣室からお客様が様子をご覧になっていて、「ひぃっ」って仰ってました...。
固い何かでこそげとる、ゴワゴワの何かで削り取る。そのように物理力で責めるのは、このような塗装と樹脂が混在するユニットバスの扉にはタブーです。イッパツで傷付きます。
塗装の剥がれは材質の劣化を早めますし、樹脂がキズキズになると、新たな汚れの足掛かりなり、より強固に汚れやすくなります。
今回のポイントは、
1)浴室扉のスリットは、とても汚れやすい。
2)家庭用やいわゆる業務用洗剤は、3ヶ月以上持ち越した汚れには、ほぼ効果なし。
3)傷付きやすいので、深追いは避けるべき。
予防の方法は、洗剤が効く期間を意識して定期的におそうじをすること。
そんなことできないわよーと思われた方、ちょっとお耳をお貸しください。
浴室換気扇は、稼働時間が長いので「室内のホコリ」を引き込みやすいんです。脱衣室では服やタオルをバサバサしますし、洗濯機もそばありますから、衣類の長い繊維がけっこう多いんですね。
スリットを塞ぐと、換気効率が著しく低下、いくらモーターファンが回っても空気が引き込まれてきません。換気扇のモーターに負荷が掛かります。そしてさらにですね、浴室内のカビが増す傾向があります。湿って温かな空気が循環せず長時間滞留しちゃうから。
扉のスリットが汚れてたら、一つもいいことないやんか。ってことです。
どうです、追い詰めてみました。ちょっとヤル気出ましたか!それとも更にイヤになりましたか!(だとしたらすんません)
もしデトックスご希望でしたら、ウォッシュテックまでお声掛けください。