洗剤を薄めない

※この記事は、2010年4月19日のブログを再編集したものです。

私どもハウスクリーニング業者もギョギョギョッとするくらい、カビキラー(カビ取り剤)を多量に消費されている方は、けっこういらっしゃるものなんだな〜と思わせていただいたことから、前回、塩素系のカビ取り洗剤の使い方についてお話しいたしました。

今回は、その続き。

どのみち掃除で合成洗剤を使うなら、最小限で最大限の作用を引き出し、環境にもお財布にも優しくする工夫。

コツは、ただ一つ。こまめに水分を拭き取り、洗剤を薄めないことです。

ビチャビチャに濡れた状態で、いくら洗剤をスプレーして掛けても、その場で成分が薄まってしまって、汚れにきちんと作用せず、効きが良くありません。

「この洗剤、落ちないな〜」と更にシュッシュッ!…で、合成洗剤って、そんなに落ちない。たくさん使うから環境に悪い。掃除ってつまんない。ということになりがちです。

掃除はバケ学的な要素が強いです。汚れに対しては相応量の洗剤が必要で、過不足無く確実に反応させれば洗浄効率は上がります。

汚れからストライクをビシーッと取ろうとすれば。

ケチって少なくしても当たらない。薄めて使っても当たらない。のです。

浴室の壁、浴槽、床などに、カビや石鹸カスが表面を覆っている状態から掃除をスタートさせるとき、なんとなく儀式的にシャワーで水を振りかけて濡らしていませんか。シャワーを浴びた直後の濡れた状態から始めていませんか。

私は残った水気を拭き取ったドライな状態で、いきなり洗剤を薄く塗りのばします。そしてしばし放置。

水気を取る、そのひと手間で、コスト削減、効果アップ。ゴシゴシこする手間も最小限。疲れも最小限です!

日時:2016年5月25日 PM 01:26
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