横浜市の戸建にて、キッチンクリーニング。
ウォッシュテックでは、 換気扇やコンロなどの単品ではなく、セットでキッチンクリーニングをご依頼いただいた場合、ゴミ受けもクリーニングします。
今回は、銅製。
銅は、「殺菌性がある」ということで、ゴミ受けや三角コーナーなどお使いの方が多いように思います。キッチン排水口あたりのカビやヌルヌル。不衛生ですものね。
銅イオンには殺菌力がある。確かにその通りなのですが、ちょっと「凄い」こと言い過ぎっていうか…ガーンと宣伝しすぎっていうか。
一方で、とても柔らかくて腐食しやすい金属であることも知ってほしいなあと思うんです。
確かに中学時代、化学のイオン化傾向の授業では「銅は溶けにくい金属」って習ったですけども、ステンレスや樹脂と比べれば溶けやすく腐りやすいと思います。
なぜなら、数千件キッチンのフィールドワークをしてきて、
「銅は汚れないと思う→そうじの頻度が下がる→菌や有機物によって腐食→厳しい場合は銅のメッシュが破れるくらいまで腐食。あるいはカビキラーなど塩素系カビ取り剤を念入りに使った結果、黒く変色」
という運命を辿りやすいと思うからです。
こちらのゴミ受けも、その傾向が見られます。写真ピンボケ失礼!
凹み部分、中央あたりは黒ずみ。表面が腐食しています。
ひっくり返して、裏側。
凸の、排水口に引っ掛ける水平の縁あたりが、ヌルヌルと黒いカビに分厚く覆われています。
ぬるぬるブヨブヨっとしたカビと黒ずみ。この2つの悩みを併せ持った銅製ゴミ受けを所有している方は少なくないのではないでしょうか。
クリーニング後の銅のゴミ受け。
生活中にできたぶつけ傷や変形はそのままだけど(銅って柔らかいのです)、うん、銅ってこんな感じの色と光沢だった!という程度まで復元されています。
ウォッシュテックでは、金属腐食性がきわめて低いケミカル(洗剤)を常時使用しています。
つまり、金属を傷めにくい組成の酸を選び、ステンレスにも銅にも関わらず、いつもいつも使っているということです。
酸にもいろんな種類があって、たとえば塩酸などが触れると一瞬で銅は真っ黒に腐食してしまいます。市販の洗剤および一般的な業務用洗剤の酸では、多少の差はあれども何らか黒くなってしまう。
ウォッシュテックの酸は、黒くならない低リスクかつ最先端の処方。
そのようなことで、ウォッシュテックでは銅も黒ずまず、かつ清潔な状況でお納めできるのです。