先日、「おそうじしても取れない白い汚れは何なのか」「それはシリカスケール」という記事をアップしました。
すみません。白状します。あれ、あんまりシリカスケールではありません。
導入部として分かりやすいので、カルシウムけっこう多めのをアップしました。
ツウの方からすれば、「あれはシリカスケールとはいえないよね〜」とバレバレじゃないの。うわ恥ずかしい、耐えられない。なので、今回はザ・シリカスケールの画像をアップしてみます。
えいやー!
ユニットバスの壁面パネルです。
薄くて見えませんか?同じ画像をズームしてみます。
薄く白っぽい垂れ跡みたいなのが、ご確認できましたでしょうか。
シリカスケールの特徴は、下記の通りです。
1)濡れたら消える。完全に乾くと現われる。
2)凹凸も質感の変化も、ほぼ無し。手で触る程度では差を感知できない。光に透かすと目視できる。
ともかく、うっすーいのです。でも、確かに見える。しかも消えない。なんでしょうね、ゴースト的な存在の水垢のような。
シリカは、極めて特殊な酸にしか反応しません。しかし、その酸に一定の条件を順守せず触れると、浴室の樹脂やタイルやパネルなどは、たちまちにして変質してしまう。光沢が無くなり、色が変わってしまいます。
つまり、極めて難度の高い洗剤を、正しくオペレーションできなければ、…ドーン!!(←笑ゥせぇるすまん)
ドーン!ってなったことがあって、トラウマ的に手を付けない。ドーン!は怖いって聞くから最初から手を付けない。それがハウスクリーニング業者の「シリカスケール・スタンダード」。
乾いたら見えるけど湿っていたら見えない。なので、ハウスクリーニング業者は、濡れた雑巾で軽く水分を取った状態で引き渡します。アフターの写真も、ちょっと湿った状態で撮る。お客様が後から気づかずお風呂に入って一度でも濡らしてしまえば、それでセーフ。
しかし。他の業者ではでき得ない現場をやって12年サバイバルしてきたウォッシュテックは、
真性シリカスケールも、ツルーン!
ズームしてみます。そうそう、この写真はもちろん完全に乾燥した状態で撮影しております。
傷つけて削っていません。薬品でただれた跡(スジスジ)も全くありません。光沢感が戻っており、平滑なので前にいる社長中島がクッキリ鏡のように写っています。
以上、シリカスケールだけを素材を傷めることなくオフできるという画像でした。
これならツウの方がご覧になっても「ワンダフル」と言っていただけると思います。
なお、今回の写真は、元々傷が付いていないのでツルッと取れた例です。
シリカスケールと当てずっぽうに戦ったハウスクリーニング業者が一度でもあった場合、あるいはゴシゴシガリガリとお客様ご自身が深追いをされた場合は、復旧レベルが著しく低下します。ご用心!