前回の社長の現場日誌の続きを、わたくしめがレポートします。
INAX社製、黒を基調としたユニットバスのワイドミラー。
なんにも見えないわー。浴室を広く見せる目的のはずなのに、白い四角が貼られているみたいになっています。
続いてこちらは、浴槽の縁(ふち)。これも白くパサパサと卵の殻のような膜が薄くのっかっています。よく見ると、モヤモヤと丸い形が重なったような跡。
たまさか浴室クリーニングの「床だけ」「鏡だけ」とオーダーをいただくことがございますが、浴室の場合、「床だけ」「鏡だけ」が汚れている例は、ほとんどありません。
一部分だけ特に気になる箇所があると仰る場合でも場合、実際に見てみると「浴室全体が汚れている」と判断できるように思います。
ここのホクロさえ無ければ、けっこう私って若いよねーと思って除去した。しかし、…やっぱり全体の帯状毛穴とほうれい線がフケ顔のイメージを作っていたんじゃないか?そりゃホクロが無くなったのから、無くなっただけの価値はあるけれど、問題はポイントではなく全面的だったんだな…。
のようなことが、「家」にもあるのかもしれません。
浴室クリーニングの料金は、現場に伺うまでの交通費や浴室用のユニットをきれいな状態から下ろすことに掛かってきますので、一部分だけのご依頼は、多少額面が小さくなったとしても、とても割高になります。
「結果を出し、満足を得る」とすれば、浴室一室をされる方がやはり合理的ではないでしょうか。
床とカウンターから視線をずらして、ワイドミラーはこんな感じ。もちろん壁面もツルツルっとしております。
浴槽は、このように。傷を付けず、殻のような膜だけをツルッとピーリング。当初のアイボリーホワイトに戻り、ニュートラルでプルプルの触り心地に。
社長、勝利のピース?
よく戦ったので、それもあるかもしれませんが、こういうときの写真は、指と手の形がクッキリ見えて欲しいからチョキにして頂戴と私がお願いしたのでした。