ハウスクリーニングを頼もうと調べたけれど、分かりづらい。分からない。
ハウスクリーニングを頼んだけれど、満足ではなかった。失敗したと思う。
そんなお声を多く伺いまして、ざくっと分類してみました。
1)毎日のお掃除を、自分の代わりにしてもらいたい。 →家事代行
2)自分が頑張ってやる「大掃除」を自分の代わりにしてもらいたい。 →ハウスクリーニング
3)自分で掃除してもキレイにならない汚れを、キレイにしてもらいたい。 → 家事代行とハウスクリーニングではミスマッチ
ズバリ、業者とお客様のミスマッチがトラブルの原因であることがほとんどです。ミスマッチ、ぜったいに避けて頂きたい。
年末。清掃業者のホームページをサーフィンされる方もたくさんいらっしゃると思います。お役にたてれば幸いです。
ウォッシュテックは、ただいま年末大掃除シーズンまっさかり。本年度も、晦日までフルスロットル営業です。…ぷるぷる(←武者ぶるい)
今回は、横浜市都筑区の戸建にて浴室クリーニング。
2006年頃からマンション・戸建てに関わらず多く見られるタイプのユニットバスの浴槽。入るときに跨ぐ「湯船のフチ」が、少し広い。
フラットな面積が広いため、水道水が「そこに留まる」→「そこで乾く」を繰り返しやすくなります。なので、
このように、ガビガビというかザラザラというか、あるいはモヤモヤ?曇っているような濁っているような、白っぽいベージュ色の汚れが、ビッチリとこびり付きやすいです。
ご自宅の浴槽、こんなふうになってませんか。斜めから透かしてチェックしてみてください。
「わ!なってる!」でも!焦ってクリームクレンザーや重曹などを硬いスポンジに付けて、ゴッシゴッシと擦られないでください。
この汚れは、カルシウムやマグネシウム、シリカなどのミネラル(ミネラルウォーターの「ミネラル」。水道水中に含まれる成分です)が、その場で干上がって凹凸を作り、そこを足場にして更に重なり積まれて出来たもの。「水垢」と私どもでは称します。
水垢は、ユニットバスよりも、硬い。
石のように硬い。クエン酸やお酢では溶けて無くなることはない。この原則を覚えてください。
水垢だけに着目してガッシガッシとやりますと、ユニットバスごと削れてしまいます。そして、更に深い凹凸を作ることになり、より一層ガッツリと固着、私どもですら取れないくらいの厳しい水垢を形成する結果となります。
これから年末に向け、さまざまなテレビ番組や雑誌などで大掃除特集が組まれます。多くは、「ヒドイ汚れを取る=すごウデ」あるいは「Aの汚れにはaを使う、Bの汚れにはbで」のようにまとめられます。しかし、その情報では解決に至らず、「え…テレビで見た通りにいかないじゃん。ごしごし。こんにゃろう」って、なりやすいので気を付けてください。
なぜこの水垢ができたのかを知れば、水垢を付けない心構えや工夫ができます。自力では取ることができない難しい汚れを作らない生活が、いちばん大切。そして、ここから先はギブアップ、その見極めを正しくできること。それが二番めに大切といえます。
それが、高額な設備を長く気持ち良く清潔に使い続ける「ホント」のキモなのです。
「個人の感想です」「取れない場合もあります」と常に右下にテロップがあるのを見ると、私、いつも心配になります。「あ、また、無理をする人が出ちゃうなぁ」って。
ウォッシュテックのハウスクリーニングは、日々のお掃除からギブアップされた水垢汚れも、この通り。
なめらか!ご自身でムリムリ頑張られていないので、ガサガサ傷は無し!初ハウスクリーニングのお客様なので、変な清掃業者に削られた痕跡も無し。
作業者・中島がスマホを構える、その指の一本まで見えます!(作業前の写真↑と比較してみてください)
もちろん、触り心地はムッチムチ。明らかに元の素材とは違う奇妙なスベスベぬるぬる感も、ザラザラごわごわ感もありません。
みなさんも、適切なタイミングでギブアップされて、長く美しく。ユニットバスのリフォームは付帯工事も多く、高額ですからね!