空室全体ハウスクリーニングの現場を、たくさん見ていると、特殊技能が発動!
...ス...スピリチュアル!?
...な...なんか、視えるの!?
ハウスクリーニングやリフォームをされていない状態の空室は、どこか物悲しく、捨てられた寂しさや、諦められた風情が漂うものです。どこかしら、なんだか、荒んでいるのです。
そのショボンとしたお部屋を、「新婚さんの、ルンルンのお部屋」とか、「夢いっぱいに上京してきてウッキウキのお部屋」に適うようチェンジさせて頂くのが、このお仕事。
しかし、数年後には、同じような状況に戻ってしまうことも多々あります。賃貸、分譲、マンション、戸建て、関わりなく。
そういった事例を観測し続けていると、汚れ方や、傷み方、維持管理できなさについて、「ここは、いづれ、こうなる」というような予測が、外観や設備の内容、室内の写真などの資料から、つくようになってくるんですね。
ちなみに、相談をもちかけてくれたMちゃんは、冷え症でアレルギー。外壁と窓際の汚れを撮った写真から、「この部屋は寒いし、カビに悩むことになるから、ミスマッチ」と、アドバイス。
スピリチュアルでもなんでもない(笑)。
しかし、その物件が有する「あらがいようのない運命」というものは、確かに、ある。