横浜市港北区のマンションにて、カーペットクリーニング。
よく、お問い合わせで頂く内容なので、ブログの記事にしてみます。
こちら、カーペットクリーニング前の状況。
窓際に、チェストを置かれていました。置かれていた期間は、3年ほどとのこと。
このたび、お部屋の配置換えをされて、家具を動かしたところ、「あれっ、置いてあったところだけキレイ...。周りとの汚れ具合、くっきりと明暗がある。そして、脚のところ、カーペットが凹んじゃった。」と気付かれたそうです。
汚れの段差については、カーペットクリーニングをさせて頂くことで、かなり目立たない状況になります。しかし、凹みについては、数年間ずっと繊維が折れ曲がったものを数時間で完全に直すことはできません。特に、ナイロン・アクリル・ポリウレタンなど化繊のカーペットの場合は、戻り率が低いです。
もちろん、全力で頑張ります。しかし、何も無かったかのような、新品のようには決して戻ることはありません。
と、お問い合わせ段階でお答え。ご了承の上、ご依頼の運びに。
いかがでしょうか。ほぼ、お問い合わせにお答えした内容通りです。
汚れの段差は、ほぼ見えません。カーペットの繊維の凹みは、少し浅くなりました。全体にフンワリと洗い上がったので、ベッコリ窪んでいた跡は、薄くなったように思います。
「家具の跡は消えますか?」のご質問につきましては、どうしても歯切れが悪いご返答になってしまうのですが、実際のところ、このような感じに納まることが一般的です。
新品のように戻ることは、そんなに期待してません。それより、今ここで暮らすうえで、清潔で気持ち良くなることが最優先ですから、もう、これでじゅうぶん、大満足です。と、お客様。よかったよかった。
そして、こちらは、今回のカーペットクリーニングで採取された汚水。
うっすら茶色〜灰色のモヤが掛かったような色合いにしていた、あの汚れが、このバケツに集結!18帖(30平米)で、このような汚水が4杯。
最近話題のPM2.5に、花粉に、黄砂。カビに、排気ガス。色んなものが溶け込んで。
TVや雑誌の、PM2.5対策お掃除特集では、フローリングの方が衛生的にように報じられることが多いのです。しかし、あっという間に粒子が舞い上がり頻繁な水拭きに堪えられない今はやりのフローリングよりも、カーペットの方が断然、清潔な室内環境を保てます。
ただし、きちんと洗えるカーペットクリーニング業者とのコネクションがあるならば、です。
「カーペットだと、手の施しようがありません」と明言する専門家。えぇ〜っと苦々しい顔で悶絶するゲストコメンテーター。そんな場面を見るたびに、きちんとカーペットクリーニングできる業者が、いかに世の中で少ないかという証だなぁ、と思います。