横浜市都筑区の戸建にて、浴室クリーニング。
浴室の扉の、枠と曇り板に、白くウロコのような汚れがこびり付いています。
モヤモヤと白く、表面に殻のように張り付いていて、お風呂用洗剤やスポンジでは全くビクともしません。お風呂から洗面室の様子は、白く曇って見えません。
もちろん!ん、お父さん、入ってるナ。鼻歌も聞こえるし。くらいは分かります。ですから、「お風呂のドアなんて、そんなものだよ」と言ってしまえば、そうです。しかし、この生活感が、フッと消えたら、どうでしょう。
ハウスクリーニング後の、浴室扉。<
わーっ、若返った!向こうが見えるー!
と、お客様、第一声。「こんなもん。仕方ない」と思っていたことが、つるっと透明に、ニュートラルでクリアな状態になって見えやすくなって、イヤだなとか気持ち悪いな、とか思われる方は、おられんです。
浴室の鏡は、現在、ウロコ落としを請け負うハウスクリーニング業者がスタンダードとなりました。
ダイヤモンドパッドの普及によることが理由かと思います。10年前に比べれば、ずっと安価になりました。どの清掃用品店でも入手できるようになりました。ホームセンターでも売っていたり。
確かに!ダイヤモンドパッドで、水垢は落ちる。
しかし!ダイヤモンドパッドは、実は、ちょっと目が粗すぎるんですね。確かにパワフルに水垢を取り去ることができるのですが、目に見えないレベルで凹凸を刻み付けてしまいます。そして、その凹凸に再度付着した白いウロコ(水垢)は、さらに手ごわい。そして、引っ掛かりができるので、間をおかず、またすぐに再発。そしてまたダイヤモンドで傷を付けながら削り取る…。この繰り返しになってゆきます。そして、数年後には、すぐに白くなる、そして、なかなか落ちない鏡になってしまうのです。
くわばら!ハウスクリーニングをしたことによって、より汚れやすい状況になるとは!
そして、柔らかなものや繊細な素材には、一切使えない!
そんなふうだから、「鏡は綺麗になるけど、ここは落とせません」と清掃業者に言われても、お客様には、その理由、よく分からんですよね。装備がダイヤしかなければ、そのように答えるしかしようがないのですね。それが精一杯なのです。
ウォッシュテックでは、2004年頃から、ダイヤモンドパッドを使った水垢除去による「負のスパイラル」が、どうにもこうにもイヤんなってしまい、研究・研鑽を重ねてきました。
そして、今は、ダイヤモンドパッドでの水垢除去は行っておりません。
鏡しか磨けないような粗くてパワフルすぎるダイヤモンドではなく、もっと細かくて傷付けないもので、水垢をクリーニングする方法を採ってます。
だから、このような扉も、その技術を生かして、なめらかにクリーニングさせて頂けるんです。
あまたあるハウスクリーニング業者、何で選ばれるかは、お客様のお考え次第。でも私なら、鏡だけじゃ、つまらんです。