以前、「ウォッシュテックは特殊能力を生まれ持ったわけではない。夜な夜な磨いたり、ひたすら日々鍛錬あるのみなのじゃ…」というようなことを書きました。
今夜も、磨く社長。ういーんういーん、枕元でうるさいわ。
こちら、石材店で購入した、大理石のタイル。
これをまず、粗く研磨を掛けて、光沢をマットに整えます。
コンクリートみたいに撮れました。光沢感が全くない状態、すりガラスのようです。
次に、このカサカサ状態から、再び、光沢ツルツル状態まで磨き上げます。粗めの番手から、順を追って徐々に細かい番手に上げていきます。
より素早く、より美しく仕上がるよう、手順や機械の当て方を考えながら…ういーんういーん…
もすこし、もすこし。ういーんういーん…
よし、ピカー!
記念撮影。ピース☆
こんなことやってううちに、もう夜中です。
大がかりで高価なシステムを導入する場合、実は、いきなり現場で下ろす業者が多いのです。
この機械、この道具、この洗剤、この研磨剤を、買って使いさえすれば、すぐさま必ず成功するのよね、うふふ、新品〜。ビリビリ(←パッケージを破る音)inお客様宅。
そして、使い勝手がよく分からず、上手くもいかず、慌ててメーカーや販売店にレスキューを求めるということ、あんがい、清掃業者あるあるなのです。
サービス業として、プロフェッショナルとして、そんなことでエエのですか、と思われる方も多いでしょう。でも、思いのほかこれが、「あるある」らしいのですね。
分厚いマニュアルがあろうが、講習会を受けようが、現場に行ってみて初めてぶっつけ本番となれば、「…あ…うまくいかない…やばい」という事態に陥るものです。
当然のことながら、南京玉すだれを購入後いきなりサラリと芸にできる人はおらず、学習参考書を購入するだけで入試に受かる人は、おらんです。
スムーズに最上の仕上がりを得るには、鍛錬あるのみなのでござるよ。
そして、明日も社長は現場に向かうのでござるよ。
そして私は、なんやゴソゴソしてるのが気になって、寝不足でござるよ。