横浜市中区。山手の戸建て住宅にて、浴室クリーニング。
浴室のガラス製ドアと、洗面室との間に設置された同じくガラス製のパーテーションが、白くモヤモヤと曇っています。
お風呂掃除用洗剤をスプレーで吹き付けて、スポンジで磨いてみます。表面の石鹸カスは、若干すっきり。でも、白く固く残った水垢は、変化なし。
せっかく頑張ってお掃除しても、甲斐がありません。それが水垢の手ごわいところ。
「ならば!道具や洗剤が悪いのだ」と、ホームセンターや通販で、プロ御用達などと書かれた洗剤や研磨剤を買い込んでチャレンジ。さらに労力と時間とお金を投資。結果、「やっぱし変化なし」あるいは「キズキズになった」と、後悔。そういった状況に陥りやすい。それが、水垢の恐ろしいところ。
私どもは、「プロ仕様」と書かれている粗っぽい研磨剤など、もちろん使いません。機械の動作音はすれども、シャーカシャーカと削る音もしません。
「えっ、こんなクリームみたいなので取れるんですか」「えっ、こんなプラスティックみたいなスベスベしたのとか、柔らかくてフワフワのスポンジで、磨けるんですか」と、実際にご覧になったお客様から驚かれます。
それで、なんで、傷付けず、水垢だけを除去し、クリアに滑らかにガラスを洗うことができるのでしょう。
道具と錬度が他の方とは全く違うからだと思います。腕がいいからとか才能があるから、とかいうことでなく、とびきり優れた製品を使って、必死に練習しまくっているのです。
効果の高い製品を探してあれやこれや試し、透かしたり撫でたり、あえて水垢を付けたガラスやタイルや石材を、夜な夜な磨いたり、ここに至るまでには幾らの時間や心血を注いできたことか。
もちろん、機械も洗剤も研磨材も、イチから買ったら高いです。
そういったことから、「そんなくらいのこと、私にだって出来るはず」と頑張らず、早いうちからサクッと任せて頂く方が、間違いなく、望みに適う結果になるかと思うのです。もちろん、着実に成果を出すうえでは、だんぜん安上がりです。
かくして、浴室クリーニング後の、ガラス。
ガラスはこの通り、透けて、なめらか。清潔感あふれる、おしゃれなバスルームに戻りました。
今日も、無事、一件落着。ふぅ、なんとか、やれやれ。