横浜市青葉区の戸建にて、カーペットクリーニング。
お部屋の模様替えにより、収納部屋から寝室にチェンジ!今まで段ボールが山積みだったので、なんだか埃っぽいような気がする。カビやダニも心配。このまま寝るには抵抗あり...。とのことで、カーペットクリーニングをご依頼いただきました。
クリーニング前のカーペット。ちょっとレトロなデザイン、18年物でございます。敷き詰めてから一切、業者によるカーペットクリーニングの履歴はありません。汚れも、18年ぶん。
カーペット、洗浄完了。カーペットクリーニングは、乾燥時間を最も気温が高い時間帯に持ってくるため、原則9時作業開始とさせていただいております。ということは、いつも作業終了後の写真は、午後の日差しの中で撮ることになります。
冬の横浜は、朝はやくは曇りで、徐々にカラリとした晴天になることが多いです。今回は色合いが全然違うように撮れちゃったなぁ。と、思ったのですが、「わっ、こんな明るい色だっけ!」と、お客様。え...お日様の具合でそう見えるのだと思います、と申し上げると、「毎日この床を見てる私が言うんだから、間違いないですよー」とのこと。
こちら、今回の現場で回収したカーペットの汚れです。
ウォッシュテックのカーペット用洗剤は、泡立ちを増幅させる添加剤は含んでおりません。泡立ちをパワーアップさせる添加剤は、環境への負荷が非常に厳しいのです。しかし、全く泡立たないと汚れを引き出しにくくなりますので、原料そのものから出る泡については、そのまま。消泡剤も添加してません。
そのため、カーペットクリーニング後の汚水は、泡立っていないことが通常です。
でも、今回は、泡立ってますねぇ...。
「あ、年末大掃除のときに、何回か、市販のカーペット用クリーナーを使いました、スプレー缶のも使ったし、粉のも使ったかな...」と、お客様。
なるほど、その洗剤の成分が、いくぶんかカーペットに残っていたのかもしれません。市販のクリーナーは、ちょっぴり旧式の組成をしていることが多いので、生分解することなく成分がいつまでも残る傾向があります。そして、洗剤を使った後、汚れを含んだ洗剤をキッチリ濯いで回収できる道具や技術は、一般の家庭にはありません。致し方ないことです。
洗剤が残っていると、汚れをよけいに引き寄せやすいのですよね。それで、黒ずんで見えていたのかもしれません。
「カビや埃を気にしていたけど、洗剤も残っていたかもなんですね...あぁ、スッキリできて良かった」と、お客様。
清潔なカーペットは、歩行してもホコリが舞うこともなく、調湿もしてくれます。「カーペットって不衛生、不潔なイメージだからイヤ」と敬遠されがちなのですが、とんでもない、もったいない。寝室にカーペットは、実は、もってこいの床材なのです。
ニュートラルなカーペットで、どうぞ、素敵な眠りを!