東京都世田谷区のデザイナーズマンション。ガラス貼りのバスルームです。
浴室と、トイレを区切る大きなガラスが開放的。壁面のタイルのグリッドと直線的に立ったエッジが、ガラスから透けていて、無機質、だけどもほのかに温かなイメージが、何とも都会的。
しかし、こちらのバスルーム。バスルーム清掃7時間前までは、こうだったのです。
ガラス一面に、びっしりと鱗のようにこびりついた、白い水垢。垂れたように見えたり、ポツポツと滴型だったり。浴室の中が曇ってよく見えません。石のように硬いので、スポンジやお風呂掃除用スポンジでいくらお掃除しても、ビクともしません。大きなガラスで押さえつけるとフワンフワンと不安定。何を使って、どのようにすればキレイになるのか、皆目見当がつかない。さぁ!困った!
写真の一部をズームして見ますと、こうです。
触ると僅かに凹凸を感じるほど、ガラス表面に白い水垢が積もり、こびりついています。これを遠目にすると、まだらでムラのある白く汚れたガラスに見えるんですね。
そこで、ウォッシュテックが参上つかまつることにあいなりました。
実は、こちらのデザイナーズマンションは、海外の方が多く借りられる超高級賃貸マンション。
海外の富裕層の方は、ガラスや石の保守管理状態から、マンションの物件管理状況や財務状況をチェックされる傾向があります。
そのことは、「石とガラスをとても気にしたいのに、良い業者が見つからなくて困っていたのです」と仰る海外のお客様から教えて頂きました。創業からあまり年数が経っていない頃のことです。以来、ウォッシュテックでは、石とガラスを頑張って精進してまいりました。
しかし、やっぱり、まだまだそのお声は日本の各業界には届いていないといえます。認識不足、技量不足。高級物件なのに汚いガラス、その残念な情景が、日本にはごまんとあります。
日本が世界中のエグゼクティブから「ちゃんとしてる国」と見られるためには、ガラスと石は、しっかり磨かなイカンと思うです。