横浜市青葉区の戸建にて、玄関から続く外階段のハウスクリーニング。
タイルの四方に強い黒ずみ。表面全体を覆うようにこげ茶色がかった汚れが目立ちます。なにやらトーストのように、酷く焼けたみたいな色合いです。タイルの本来の質感が濁って、目地には卵の殻のような白い石のような汚れがビッチリ詰まっています。
玄関ドアに至るまでの外階段は、ご家族全員が毎日見るところ。もちろん、訪問客も。そして、家の前を往来するご近所の方も。あんがい、見てます見てます。
気になってしまうと、気になる。そういったことから、満を持してご依頼くださいました。
外階段タイルのクリーニング後の様子。
薄肌色のタイルの色が、戻りました。表面の細かな凹凸も、なめらかさも、本来の姿になっています。目地を分厚く埋めていた汚れもスッキリと取り除かれ、タイルと目地の段差がハッキリ、鮮明に。
築年数が経過しているため、相応のヒビや欠けはあります。しかし、清潔で、若々しい印象だと思います。
なお、外構タイルのコーティングにつきましては、春以降の承りとなります。コーティングは、気温20度程度に安定した環境で、出来うる限り汚れを取り除いた直後に塗布することで、最大限の効果を発揮します。気温15度以下に冷えてしまう時期ですと、うまく頑丈に固まらないんですね。これは、コーティング剤だけではなく、外壁や屋外に使用されるペンキおよび塗料にも言えます。そういう事情から、なにとぞご了承くださいませ。
・・・私がサンタさんだったら、キレイに洗ってあるタイルの階段を上りたい。私が、歳神様だったら…以下同文(笑)。
「わぁ〜、最近ぜんぜん正月飾りを玄関に飾っていなかったけど、今年は、この階段の脇に何か飾りを置きたいわ!あ、クリスマスのイルミネーションも、良いかも!あ〜早くやっておけば良かった」
と、お客様。お正月飾りに引き寄せられ、きれいな階段から玄関を上がって、お福さんが来られると良いですね。
きゃっきゃっと嬉しそうにされているお客様のお顔を拝見していたら、「私がお福さんだったら、きっとこの方のおそばに寄り添うだろうなぁ」と、思えてくるのでした。