私、おかみの任務。
年末大掃除から年明けの空室全体ハウスクリーニングの繁忙期にかけて、繕いものの機会がグンと増えます。
お風呂掃除をさせて頂く頻度が、とても高くなるためです。
作業ズボンの股の布が、悲鳴を上げる。乾きやすく軽い化繊は、ビッと裂けやすい。
ビミョーにおまたから覗くおパンツ。何となく内股、楚々としてお引渡しをしているときは、えぇ、お察しのとおり高い割合で、ズボンやぶけてます。
モモヒキとか靴下とか、着ぶくれのせいだと社長は言っています。断じて肥満のせいでは無いとのことです。(笑)
私、おかみの任務。
年末大掃除から年明けの空室全体ハウスクリーニングの繁忙期にかけて、繕いものの機会がグンと増えます。
お風呂掃除をさせて頂く頻度が、とても高くなるためです。
作業ズボンの股の布が、悲鳴を上げる。乾きやすく軽い化繊は、ビッと裂けやすい。
ビミョーにおまたから覗くおパンツ。何となく内股、楚々としてお引渡しをしているときは、えぇ、お察しのとおり高い割合で、ズボンやぶけてます。
モモヒキとか靴下とか、着ぶくれのせいだと社長は言っています。断じて肥満のせいでは無いとのことです。(笑)
東京都世田谷区のデザイナーズマンション。ガラス貼りのバスルームです。
浴室と、トイレを区切る大きなガラスが開放的。壁面のタイルのグリッドと直線的に立ったエッジが、ガラスから透けていて、無機質、だけどもほのかに温かなイメージが、何とも都会的。
しかし、こちらのバスルーム。バスルーム清掃7時間前までは、こうだったのです。
ガラス一面に、びっしりと鱗のようにこびりついた、白い水垢。垂れたように見えたり、ポツポツと滴型だったり。浴室の中が曇ってよく見えません。石のように硬いので、スポンジやお風呂掃除用スポンジでいくらお掃除しても、ビクともしません。大きなガラスで押さえつけるとフワンフワンと不安定。何を使って、どのようにすればキレイになるのか、皆目見当がつかない。さぁ!困った!
写真の一部をズームして見ますと、こうです。
触ると僅かに凹凸を感じるほど、ガラス表面に白い水垢が積もり、こびりついています。これを遠目にすると、まだらでムラのある白く汚れたガラスに見えるんですね。
そこで、ウォッシュテックが参上つかまつることにあいなりました。
実は、こちらのデザイナーズマンションは、海外の方が多く借りられる超高級賃貸マンション。
海外の富裕層の方は、ガラスや石の保守管理状態から、マンションの物件管理状況や財務状況をチェックされる傾向があります。
そのことは、「石とガラスをとても気にしたいのに、良い業者が見つからなくて困っていたのです」と仰る海外のお客様から教えて頂きました。創業からあまり年数が経っていない頃のことです。以来、ウォッシュテックでは、石とガラスを頑張って精進してまいりました。
しかし、やっぱり、まだまだそのお声は日本の各業界には届いていないといえます。認識不足、技量不足。高級物件なのに汚いガラス、その残念な情景が、日本にはごまんとあります。
日本が世界中のエグゼクティブから「ちゃんとしてる国」と見られるためには、ガラスと石は、しっかり磨かなイカンと思うです。
横浜市青葉区の戸建にて、玄関から続く外階段のハウスクリーニング。
タイルの四方に強い黒ずみ。表面全体を覆うようにこげ茶色がかった汚れが目立ちます。なにやらトーストのように、酷く焼けたみたいな色合いです。タイルの本来の質感が濁って、目地には卵の殻のような白い石のような汚れがビッチリ詰まっています。
玄関ドアに至るまでの外階段は、ご家族全員が毎日見るところ。もちろん、訪問客も。そして、家の前を往来するご近所の方も。あんがい、見てます見てます。
気になってしまうと、気になる。そういったことから、満を持してご依頼くださいました。
外階段タイルのクリーニング後の様子。
薄肌色のタイルの色が、戻りました。表面の細かな凹凸も、なめらかさも、本来の姿になっています。目地を分厚く埋めていた汚れもスッキリと取り除かれ、タイルと目地の段差がハッキリ、鮮明に。
築年数が経過しているため、相応のヒビや欠けはあります。しかし、清潔で、若々しい印象だと思います。
なお、外構タイルのコーティングにつきましては、春以降の承りとなります。コーティングは、気温20度程度に安定した環境で、出来うる限り汚れを取り除いた直後に塗布することで、最大限の効果を発揮します。気温15度以下に冷えてしまう時期ですと、うまく頑丈に固まらないんですね。これは、コーティング剤だけではなく、外壁や屋外に使用されるペンキおよび塗料にも言えます。そういう事情から、なにとぞご了承くださいませ。
・・・私がサンタさんだったら、キレイに洗ってあるタイルの階段を上りたい。私が、歳神様だったら…以下同文(笑)。
「わぁ〜、最近ぜんぜん正月飾りを玄関に飾っていなかったけど、今年は、この階段の脇に何か飾りを置きたいわ!あ、クリスマスのイルミネーションも、良いかも!あ〜早くやっておけば良かった」
と、お客様。お正月飾りに引き寄せられ、きれいな階段から玄関を上がって、お福さんが来られると良いですね。
きゃっきゃっと嬉しそうにされているお客様のお顔を拝見していたら、「私がお福さんだったら、きっとこの方のおそばに寄り添うだろうなぁ」と、思えてくるのでした。
横浜市緑区のマンションにて、浴室クリーニング。中古マンションご購入後、ご入居前の空室全体ハウスクリーニングの一環としてさせて頂きました。
中古物件においては、内覧に向けて売主判断でハウスクリーニングを済ませていることが一般的です。
そういうことから、契約後そのままお引越しをされてご入居、新生活に突入されることも多いです。
しかし、施されているのは、あくまで「マンション売却に向け、契約に至れるか。契約寸前や直後にクレームがついたら、段取りダダ崩れ。それだけは避けねば」という戦略的清掃。
買主が「清潔で気持ち良い。ウキウキ」と思うために用意されているわけではありません。
たとえば、ユニットバスの壁面。
カビは見られません。石鹸カスが付いて脂っこく濁っているわけでもありません。不動産仲介業者さんとすれば、「たいへんキレイにお使いです」と、勧められるレベルです。
しかししかし、じっくり見て下さい。なんかモヤモヤ、スジのような垂れ跡のような、ムラや曇りが見えますね。
今、年末大掃除の時期です。気張って気張って、お風呂掃除をされた後、壁面をご覧になっても同様になっているかと思います。
専門業者によるハウスクリーニングを入れても、この浴室壁のモヤモヤは、ほぼ全く無くならない。とてもとても難しいので、手の施しようが無いとされている部分です。
ウォッシュテックの浴室クリーニング後は、こうです。
つるっ!
天井の点検口の板の四角が映り込むほど滑らかになっています。(写真中央、やや右下あたりにご注目!)ドアの枠も、併せて、つるっ。照明を映しこんでいます。
照明の映り込み部分の周り、ちょっとキズキズで傘のような模様になって見えますね。これは、くだんの「契約に向けて入れられたハウスクリーニング」の作業で、硬いスポンジたわしなどで擦られた痕跡です。いったん付けられた傷は、直すことができないのです。とても残念。新築段階から継続して入っておれば、こんなザマにはならなかったはずだぜー...。
明らかな汚れが無い、ならば良し。中古マンションだから、仕方ない。
でも、それでは、ときめかないではないですか。中古とはいえ、けっして安い買い物ではないのに。
ご入居前には、「これからの新生活を気持ちよく清潔に過ごすために整える、気分アゲアゲになるためのハウスクリーニング」を、ぜひ。
在宅でポイントごとに頼まれるより、空室全体清掃の方が、同じ作業量にも関わらず、だんぜん安価なので、お勧めです。
横浜市青葉区にあるウォッシュテックのハウスクリーニングご対応エリアは、横浜市北部、川崎市北部、都内城南を中心とした住宅密集地域。
同じお住まいに何度も繰り返し伺うことも多いですが、どちらのお客様も、初めてのご依頼の場合は、初めてなわけで。一度も行ったことが無い街の、一度も伺ったことが無いお住まいへ、今日も今日とて、作業車にて、出張、出張、また出張。
そういうことで、社長の一番の愛読書は、地図帳!
もちろん、ナビやグーグルも使いますが、やっぱり頼りになるらしい。
そんな私は、地図の読めない女。ハウスクリーニングを仕事にするならば、運転好きでないといけないんだなー、なんて、他人事のように言ってみたりして。そして、助手席で居眠りしたりして。
ごめんYO!
川崎市宮前区の中古マンションにて、ご購入後ご入居前の全体空室ハウスクリーニング。
標準的な全体ハウスクリーニングに加え、オプションで承るカーペットクリーニングを併せて実施。
カーペットを貼り替えるには、予算と納期が厳しい。持ち合わせに余裕が無く、新居への引っ越しまで間が無い。中古物件ご購入の際には、そのような事情から、リフォームはせずに既存のカーペットをお使いになることも多いです。
こちらは、築16年のマンション。
歩行量の多い箇所は、茶色く汚れており、部分的に濃い灰色がかって見えます。具体的には、写真上部、隣室からの出入り口、写真下部(手前)。たいへん汚れが強いです。
カーペットの毛を触ると少し脂っこく、一本一本の繊維が、くっついて重い感触になっています。
カーペットクリーニング終了。
著しい汚れは目立たなくなりました。ただし、手前の汚れは、かなり長期間放置されていたため、クリーニングの範疇を越えており、薄く茶色が残りました。なお、ピンク色が濃く鮮やかに写っているのは、おそらく陽の加減かと思います。すみません。ただし、全体に覆っていた灰色がかった茶色い汚れは、無くなっています。触るとサラサラとキメ細やかで、足で踏むと、フンワリ弾力が甦えりました。
「わ〜清潔感ある!いちおう前にハウスクリーニングを入れたって不動産屋さんから聞いてたけれど、やってみたら、ずいぶんキレイになるもんなんですね」と、お客様。
中古マンションを購入される場合、多くは不動産仲介業者経由でハウスクリーニングは既になされています。しかしながら、その清掃は「売却できるかどうか、引き渡し日までにクレームが入らないかどうか」が目的です。これからの新生活、気持ち良く清潔に過ごせるように、ナンかするかどうか...それは買主の選択に任されています。
売却前に行われるカーペットの掃除は、軽い掃除機掛けにとどまることが一般的です。
前オーナーの痕跡汚れを可能な限り一掃、ダニ・ハウスダスト・カビ・排気ガスをきちんとリセットされて、お健やかな新生活となりますよう!
横浜市西区、みなとみらいエリアのタワーマンションにて、ご購入後ご入居前の空室全体クリーニング。
いきなりですが、フローリングのクリーニングの後、ワックス塗布した状態の写真。
ウォッシュテックでは、フローリングのワックスの写真は、なるべく「人が床に立っている状況」を撮影するようにしています。(作業に徹しているので、「あ!しそんじた」ということも多々ありますが!)
というのは、ワックスやコーティングの業者の施工例写真における、ビフォアとアフターのアフターの方を、塗り立てで乾いていないままに撮影していることが、けっこうあるためです。
その方が、より光り輝いて、写真として見栄えするのですね。
樹脂ワックスの場合、完全に乾燥すると、光沢は少し落ち着きます。そして、クリーニングが足らない箇所や、ワックスが均一に塗布できていない僅かな段差が、目立ってきます。
お化粧で、リップグロスを塗ってヌラヌラとさせておけば、輝きでアラが隠され、美しく健やかな唇に見える...というような感じでしょうか。
空室ハウスクリーニングにおいては、居室の奥からワックスを塗布しつつ玄関に移動、そのまま施錠して撤収、乾燥後のチェックはしないまま元請け業者に引き渡す、という方法が一般的です。(清掃業者では、これを「塗り逃げ」と呼称します)そのため、乾燥後の写真は清掃業者にとっては撮りづらい、ということもあるかもしれません。
しかし、ウォッシュテックでは、塗布した後のチェックは必ずお客様とご一緒にさせて頂きます。そのため、ワックスを乾燥させてのち、お客様と床に立って、ご覧頂かねばなりません。
従いまして、ホームページに掲載する写真を撮るならば、塗り立てヌラヌラの写真では「誇大広告」になってしまいます。
こんなにスゴい光沢ですよ、と強調してお客様を募っても、実状として著しく違えば、ご満足を頂ける結果とはなりません。実際のワックスの光沢はこうですよ、クリーニング後の洗い上がりはこうですよ、今後ご生活される床の状態は、こうなりますよ、と如実に写真で表現するならば、乾燥後でなければいけません。
私には「これ、ワックスが濡れた状態で撮ってるわ」と、すぐに判断できますが、通常一般の方には難しい。だったら、「床に人が立っている」写真にすれば、容易に見分けて頂けるかな、と考えておるのです。
どうすれば信頼を得られるのだろう、どうすればご納得の上でご確約いただけるのだろう。ハウスクリーニングの現場はもとより、写真一枚撮るのにも、そういった取り組みが表現できればいいな、と思っています。
ハウスクリーニングの現場で大量に出る拭き布を、洗って、干して、たたむ。私のルーティン仕事。
横浜市青葉区、油断してると、突如、ナチュラルさに驚かされます。
カマキリは、秋に産卵し、卵で越冬する一年虫だそう。12月まで頑張ったのに、いきなり床に叩きつけて、ほんとにすまんかった…。
横浜市緑区、事務所に敷かれたタイルカーペット。
土足歩行のため、よく歩いて踏まれる箇所が、うっすらと道のように黒ずみ、汚れています。汚れが靴の裏にくっついて屋外から引っ張ってきているんですね。このように歩くところの汚れが目立つ状況を、「歩行路線」と呼びます。
※
歩行路線を「けもの道」と称するカーペットクリーニング業者さんもおります。しかし、歩くのは人で、しかも、ご依頼主ご自身だったりするわけで、私はケモノ道とは言わない派です。
※
ボヤンと黒ずんでいた歩行路線の段差も見えなくなり、黒く乗っかっていた染みも、写ってません。
そして、こちら、今回のカーペットから出た汚水。
カーペットクリーニングの機械から、ミスト状に噴出させて、瞬時に回収。その汁、今回はたっぷり、18リットルのペール缶に満杯です。不透明で表面に油の膜が浮いていて、墨汁を溶いたみたいに真っ黒。
クリーニング後は、カーペットの色柄が、すっきり鮮やかに感じます。こんだけの汚れが、カーペットの繊維一本一本を覆って、グレーに曇らせていたのが、洗浄することで一気に無くなるわけですから、そりゃあそうですよね。
「これは、かなりの戦力になりますね、予算が厳しい場合にも、これなら提案を通せます」と、元請リフォーム工事業者さん。
店舗やテナントのカーペットクリーニングにおいては、予算や相場が地の底まで落ち込んでいます。高額で請けられる内装工事費を稼ぐため「カーペットクリーニングをしました。キレイにならないので、カーペットを貼り替えましょう」という言質を取るために、洗浄効果を期待しないまま行うことも多くなっています。
しかし、カーペットクリーニングは、マシンのスペックに不足が無く、アプローチとオペレーションが的確であれば、こんなに汚れが取れるのですっ。
横浜市都筑区の戸建にて、浴室クリーニング。
壁面パネルとカウンターの隙間から入り込んで繁殖した汚れとカビ。
黒色、茶色、赤色の汚れやカビが、カウンターの形そのままに、ビッチリ、くっきり、頑固にこびりついています。
普段のお風呂掃除で、カウンターを取り外したこんなところまで、お掃除しませんものね。
ウォッシュテックの浴室クリーニングでは、損傷なく取り外せる仕様であった場合は、カウンターを取り外して清掃します。
取り外さず、うわべのみを幾ら美しく磨き込んだとしても、このような汚れをそのままにしておれば、カビの胞子が循環したり汚れが繁茂するスピードを緩めることはできません。ということは、「ハウスクリーニングを頼んだのに、あっという間に、また汚れちゃったわ」と、もったいないことになりやすいのです。
締め切って温かく湿った浴室では、汚れは元から絶つ、徹底的に取り除くことが原則です。
何回かメールでお打ち合わせを頂いて、お忙しい中のお休みの日に5時間くらいご予定を空けられて、お安くも無いお金を支払って、せっかく頼まれるわけですから、なるべく長く気持ち良いお風呂に浸かって頂きたいじゃないの。
そして、浴室クリーニング後のカウンター裏の様子。
よしっ、キレイ!水気をしっかりと拭き取り、カウンターを元通りに締めこんで、不具合がないかチェック。そうして、お客様にお引渡しです。(なので、お客様は、ここが清掃されていることをご存じない!笑)
見えないところをコツコツやるなんて、ハウスクリーニング業者だけの自己満足?いらぬこだわり?いえいえ、ウォッシュテックの浴室クリーニングは、1年に1度ペースでリピートされる方が多数なのでございます。
「キレイが長く続く。そして、必ず再び頼みたくなる」これが、私どもの信条です。そして、その取組からの結果を、お客様からのご依頼により、目の当たりにさせて頂くことができております。やるだけのことぁ、ある。だから、今日もせっせと頑張れるのです。
上にもさりげなく書きましたが、重ねて。私どもハウスクリーニング業者は、ものを割ったり傷付けたりは絶対に避けねばなりません。カウンターの設置方法や劣化の状況によっては、このようにできないこともございます。それゆえ、料金表や該当サイトには、「カウンターは、絶対に外して洗います」と書いておりません。弊社判断で出来るようならばさせて頂く、という形でお引き受けしております。何卒よろしくご了承ください。