横浜市中区のマンションにて、カーペットクリーニング。
築19年の敷き詰めカーペットです。
全体に汚れで黒ずみ、水が染みたような茶色い跡が目立ちます。触るとゴワゴワとして、繊維と繊維の間が脂っこい感触で埋まり、重たい印象です。
カーペットクリーニング後。サラッとした肌触りになりました。シミが薄く目立たなくなって、全体のドス黒さが消え、清潔な状況に。
ハウスクリーニングの業者を初めてお住まいに入れられるお客様でしたので、最初は、とっても緊張されている面持ちでした。しかし、洗浄中のカーペットが見る見るきれいになっていく様子をご覧になるうち、徐々に表情が柔らかに明るくなられて。
「こんなにキレイになるんだったら、なんで早く頼まなかったのかしら!損した!」
と、お引渡し時、すてきな笑顔で仰いました。
これは、染み込んだ汚れ、19年分!真っ黒、ドロドロ、表面には油の模様が浮いてます。
カーペットの繊維って、その一本一本、汚れでくるまれた状態で踏みしめたり衝撃を与えると、繊維が潰れたまま折れて、戻らなくなるんですね。特に化繊のカーペットの場合は、その傾向が顕著です。
※この現象と、繊維の擦り切れ及び脱落を併せて、「繊維疲労」って呼んでます。
だから、定期的にクリーニングして、繊維にまとわりついた汚れを着実に取り除いてあげると、長い間、フワフワと膝や腰に優しい状態を保つことができます。
もちろん、カーペットクリーニングには、ダニや足の脂、手垢、排ガスの汚れを一掃して清潔に戻すという働きもありますが、「カーペットそのものの延命」についても期待大なのです。
今回は、20年近く一度も洗浄をされずにお住まいだったので、汚れを剥がしとった後、やはり、繊維の折れ曲がりやすり減りが目立ちます。確かに、定期的に継続してお手入れしておけば、こうではなかったかもしれません。
「もう、間もなく貼り替えようと考えていたところなので、次のカーペットは、ちゃんとやります!」と、お客様。
ウォッシュテックのカーペットクリーニングは、「頼んで損した」と言われたことは、一度もございません。ほとんどの方が「今まで頼まなかったなんて損してた」と仰います。
仰る通り、「もうだめ?リフォームで貼り替え?いや、洗ってみたら、まだイケるかも!」それでは、やっぱり、ちょっと遅いです。
毎日掃除機を掛けているのにスッキリしないカーペットに悩まれる方がいらしたら、早くお伺いしたいものです。