ウォッシュテックの業務を月ごとにご紹介

浴室のワイドミラーの濁りや曇りを除去する

横浜市青葉区、マンションの浴室クリーニング

2000年頃から最近の分譲マンションでは、ユニットバスに標準的(オプションなし)に、ワイドミラーが採用されていることが多いようです。ワイドミラーとは、浴室の壁の端から端まで、横長に貼られている鏡。一般的な縦長の浴室鏡よりも、バスルームを広く見せてくれます。

広く見せ…て…くれる…うーん???

マンションの新築時は一点の曇りもなく、クリアに映っていた鏡が、約3年ご生活をされるうちに、こんな風になってしまったそうです。お風呂掃除用の洗剤とスポンジで洗ってみても、残る…タオルで擦ってみても、残る…。粒つぶ、点々、ダラダラと垂れたような白い汚れは、ご自身でされるお風呂のお掃除では、全く消えなかったとのこと。

ワイドミラーの下半分は、触ってみると、鏡の質感とは思えない状態です。なんだかサラサラ、パサパサとした感触で、白いガチガチした汚れが積もっています。

白く曇った鏡だと、バスルームが狭く見えてしまいます。

浴室は、シャワーを浴びたり掛かり湯をすることから、腰から下あたりが汚れやすいです。それって、ちょうど腰かけて、顔にパックしたり髭を剃ったりするために見る位置にあたるんですよね。曇って見えないと、バスミラーの機能からして、やっぱし不便です!

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浴室のハウスクリーニング、お納め時の様子。

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鏡がクリアに戻りました。全体に滑らかで、曇りが無くなっています。

周りに映り込んだ風景にも、ご注目ください!

写真右上の端、浴室の照明が壁に映り込んでいます。浴室クリーニング前はゴワゴワした形に反射していたのが、グラデーションがなめらかに、丸く映り込むようになりました。

シャワーヘッドは、くすんで灰色に写っていましたが、表面の汚れがとれたことでステンレス特有のコントラストが強くなり、ピカッと光って見えています。

浴室の扉の枠、ハウスクリーニング前は、パサパサと濁っていたのですが、白い塗装面にツルンとしたツヤが戻り、こちらも光っています。

ウォッシュテックの浴室クリーニングは、一つ一つの箇所、それぞれに最適な道具と洗剤で手を入れていきます。チマチマ、しかし迅速に、多様な手段を使って、着実に手順をん踏んでいくのです。

だからこそ、鏡越しに撮影した写真であっても、「頼む前」と「頼んだ後」が、いちいち全て変わったと、ご紹介できるのだと思います。

ワイドミラーの浴室をご依頼頂くと、お客様は大抵「鏡がキレイになってる!」と、まず仰います。しかし実は、鏡の水垢を除去するだけでは、「わぁっ…!きれいなお風呂になった…」と、息を飲んでいただくことはできません。細部をコツコツ積み重ねてやり遂げていくことで、やっと全体の印象を一新できるんですね。これって、採算としては、とても大変なことなのですが、お掃除がキッチリされてキレイなお風呂がイヤな方は、いらっしゃいませんもんね!

2012年2月26日
大理石の玄関たたき ライトが映り込む輝き…高級感が復活!

大理石の玄関たたき 細かな傷と汚れでガサガサ…ツヤが無い」、「汚れを洗浄し、染みを漂白」「表面を磨いて、滑らかな光沢を取り戻す」、からの続き。

ダイヤモンド製の大理石研磨専用パッドを使って磨いてゆきます。粗いものから順を追い、非常に細かな目の研磨材まで辿り着いたら、美しい光沢が手に入れられます。

まろやかなツヤ、表面に映り込む周囲の風景。大理石特有の、ほんのり温かなアイボリー色。ドアを開けてまず目に付く荒んでくすんだ印象が、明るく清潔に変わったと思います。数年生活をされたお住まいで、周囲の建具や目地も劣化が見られ、大理石そのものもかなり傷んだ状態からの対処ですから、新築時同様、新品同様とは戻りませんが、玄関の印象って、本当に住まいのイメージを左右するんだなぁと実感します。

大理石タイルを接写。ん?この光ってるの、何が映り込んでいるの?

答え:現場用ライト。社長が持っているのでした。

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電球をプラスティック製のカバーで保護しているのですが、その形状がクッキリ鮮明に大理石に反射しています。作業の終わりかけに偶然撮れた写真ですが、光沢が、どんなに上がったか分かりやすいと思ったので、アップしてみました。

↓ 

クリーニングと研磨前は、こーんなふうな、ガサガサ、黒ずんだ大理石だったんです。大変身ですね!

ウォッシュテックの大理石のクリーニングは、世界照準の大理石研磨技術です。高級なホテルやブティックの床と同じ専門的なメンテナンスを、ハウスクリーニングにアレンジ。おうちの玄関先にも、確かにお届けできるよう工夫しています。

私はいくつもの施工現場を見てきましたが、光沢感や表面の平滑さは、他の業者には実現できないクオリティだと思います。研磨をキッチリやるから、ツヤツヤした樹脂やシリコンなどのコーティング剤をマニキュアのように塗布して、仕上がりを誤魔化しません!(コーティングも承りますが、大理石の質感をそのままに生かす浸透性の製品を採用しています。光沢感を補うのではなく、大理石の保護が目的です。)

2012年2月22日
浴室 磁器タイルの白い取れない汚れをツルツルに

横浜市青葉区、戸建ての浴室クリーニング。

壁面が陶磁器のタイル。表面に、濁った白い汚れが粒つぶ点々、場所によってはダラダラと垂れたように見えます。触ると、かすかに指にデコボコと感じます。粉をふいたように覆われたマットな感じと、元々のツルッとなめらかな磁器の釉薬の質感が、まだらになっています。

「この汚れ、お風呂用洗剤を使って洗っても全然スッキリしないから、カビキラー(カビ取り剤)を使っても、やっぱり落ちなくて…。」と、お客様。

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表面に薄く付着している石鹸カスなど、ネッチリ、ベタベタした脂っこい汚れは、浴室用洗剤を使うと溶けて洗い流すことができますが、その後も白く残ることから、より強力な洗剤としてカビキラーを使われる方が多いかと思います。

しかし実は、この白い硬い落ちない汚れは、「カビ」ではありません。水道水の原料となる「河川」「湖」「地下水源」にもとより含まれている、カルシウム、マグネシウム、シリカなどのミネラル分です。水道水に溶けて見えることはありませんが、これらはいわば金属質なので、頑丈です。カビなどの有機的な汚れよりも、いったん付いたらガッチリ!です。もちろん、レモンや酢など程度の酸では、溶けることはありません。(もしすんなり溶けるだとしたら、とても軽症かと思います)

壁面の陶製タイルに、専用のパット付けたポリッシャーを当てて、段階的に、慎重に磨いてゆきます。

浴室のハウスクリーニング後のタイル。

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陶器のタイルの表面に焼き付けられた上薬(釉薬)は、ガラス質。滑らかで、曇りがないことが特徴です。パッとやってサッと仕上げても、見えないミクロな凹凸や傷、何か強い洗剤で溶かして荒れてしまえば、衛生的で美しい陶器の持ち味を崩してしまいます。せっかく陶器なんだから、そこは譲れません!他の清掃業者よりも、時間と材料費をいくぶん要してしまいますが、他には無い作業内容です。他には無い仕上がりのため!そこも譲れません!

水気が残ったタイルを、乾いた布でしっかりと拭き取り、ドライな状況でお引渡し。なぜなら、表面が濡れていると、この白い硬い汚れは、見えにくくなるのです。見えにくくして引き渡して、後から「やっぱし落ちてないじゃない。頼んでガッカリ」させてしまうってのは、人としてなんだかいけないことですもんね。

ハウスクリーニングの作業後。滑らかなタイルに戻りました。照明の映り込みがクリアになり、今までは反射していなかった隣り合う壁面の目地まで映し合い、浴室内が一段明るく感じます。

何も付着していないという「清潔感」「安心感」が素敵です。

「わーっ、ツルツル!こんな色のタイルだったんだ…古いお風呂だから諦めていたけど、いいじゃん、いいじゃん…」指でタイルを撫でながら、お客様、喜んでくださってるご様子。

うれしいな、がんばって、よかったよかった!

2012年2月17日
大理石の玄関たたき 表面を磨いて、滑らかな光沢を取り戻す

大理石の玄関たたき 細かな傷と汚れでガサガサ…ツヤが無い」、「 大理石の汚れを洗浄し、染みを漂白」からの続き。

大理石タイルの表面に付着した黒ずみや汚れを全体に洗ったら、光沢感や滑らかさを取り戻す工程に入っていきます。

使う道具は、大理石研磨専用の人造ダイヤモンド製のパッドです。研磨材ということで、さぞやザラザラしたサンドペーパーみたいなモンかしらと実際に見て触ってみると、「え?これがダイヤ?」という感じの、靴の裏のデコボコみたいな、でも表面がなめらかな樹脂のような道具や、スポンジ状の道具です。

大理石の床のクリーニングは、現在はアメリカが一番進んでいます。というよりも、世界中の優れた大理石研磨のテクノロジーが、アメリカの巨大な市場に集まってくるといったほうがシックリ来るかもしれません。そういったことから、技術も道具もピカイチ、しかも日本国内の製品と比べて安価です。ウォッシュテックでは、国内の他の清掃業者ではまだ採用に至っていない最新鋭のシステムを、いち早く導入することで、「効果は高く・値段は安く」を追及しています。

ハンドポリッシャーに付けたダイヤモンドパッドを当てて回し、光沢が揃ったら、水分を吸って切って拭いて、目で見て手で触ってチェックして足らないところは再度パッドを当てて磨いて…。これを、研磨材の細かさを徐々に上げていきながら、繰り返します。

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この現場では、パッドを取り替えること5工程。綺麗な光沢を戻してなるべく長く保たせるなら、パッと磨いて、パッと光る、ということはあり得ません。地道な作業が実を結ぶのであります!研磨材の細かさが上がってくるたびに、「おーっ、さっきより光ってる!」と目に見えて分かるのですが、実際に付き合ってると退屈だから、5工程分の作業写真は、はしょっちゃいましょう(笑)。

さぁ!研磨の最終工程までたどり着いたら、こんなツヤになりますよ!

大理石の玄関たたき ライトが映り込む輝き…高級感が復活」へ続く。

2012年2月15日
清潔に戻るのなら、もう少し使える!

横浜市港北区のマンション。築20年近くのマンション、長くお住まいのお部屋でのカーペットクリーニング。

フローリングの床が現在のように「当たり前」「安価」な存在ではなかった1985〜2000年頃に建てられたマンションは、カーペットが敷き詰められていることが多いようです。

長年ご生活をされるうちに、家具があったところと歩くところに、汚れの差がクッキリ目立ってきています。

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カーペットクリーニング終了後。今回は、汚れが激しいお部屋を湿式洗浄法で、比較的汚れが穏やかなお部屋はセミドライ式洗浄法で行いました。

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十何年も置かれたままでペチャンコに潰れた繊維は完全には復帰しませんし、歩いて擦り切れた繊維も、窓からの日差しで焼けた色素の抜けも、新品のように戻りはしませんが、清潔になりました。歩くと、ベタベタと重ったるい感触だったカーペットが、フカフカと軽やかな足ざわりに変わったと体感できます。

こちらのお客様宅では、ご入居後20年近く経って、初めてカーペットクリーニングをされました。「こんなにキレイになるんなら、今までも何度か頼んでおけば良かった…また2〜3年後にお願いします。この絨毯、ちょっと古いけれど、まだ使いたいので…」とのこと。

見栄えが悪すぎるから取り替えよう、もう我慢できないほど汚いからリフォームだ、と思われがちなカーペット。でも、キレイに清潔に戻るのなら、まだまだ、できるだけ長く使いたいと思われる方が圧倒的に多いです。

カーペットの床は、埃が舞わないし、膝や腰への衝撃が柔らかで、体に優しい!ウールだったら、夏は涼しく、冬は温か、調湿作用にも優れています。絨毯には、フローリングやフロアタイルでは、決して実現できない気持ち良さがあります。

でも、よく本やTVで見かけませんか。「カーペットはダニ、ハウスダスト、カビの温床。体に悪い、汚れがたくさん、不衛生」って意見。医師や専門家も、こぞってそう言います。

それは、「定期的に適切なクリーニングを行っていない」、「きちんと清掃できる装備とテクニックを有する業者とのコネクションが無い」人の話。

例えば、お布団を洗わず干さず動かさず何年も寝ていたら、臭くもなるし、ペチャンコになるし、黒くもなります。お世話して、適切なタイミングで綿の打ち替えや丸洗いをすれば、そうはならない。

カーペットも同じです。日常のお掃除と、たまにプロの手によるクリーニングを併用すれば、ずいぶんと長く、気持ちよく過ごせるんですよ!でも、あんまりそのことは知られていない!残念なことです。

「カーペットはダメだ。汚れが取れない。不潔だ」と言い切る方は、正しい「お手入れ」と「リフレッシュ」に、ご自身が接したことが無いのだと思います。

医師や専門家ですら、カーペットクリーニングったって、キレイになったところを見たことがない…と考えているとすれば、日本人のカーペットへの感覚は、とても遅れていると言えます。

世界を見渡せば、カーペットは、美しく体に優しく、長く使える、コストパフォーマンスも環境性能も秀でた床材として認められているのです。これは、カーペットクリーニングで、汚れが落ちて清潔を保て、繊維の劣化が防げる、という技術があっての評価です。

それってつまり、日本的カーペットクリーニングの方法を排して、先進的な海外の技術を取り入れ、今までのカーペット洗浄のイメージを破っていけば、気持ちよく過ごせるということ!

ウォッシュテックでは、世界照準のカーペットクリーニングを採用。狭く入り組んだ日本のお住まいにも、工夫を重ねて、先進の技術をフレッシュにお届けしています。

だって、誰だって、ダニやカビがウヨウヨで、排気ガスや垢や靴底の汚れがベッチョリ、汚れが染み込んだカーペットなんかイヤなはず。それを何とか気持ちよく変えていきたいんなら、やるっきゃないぜー!という考えです。

カーペットをリフォームするとすれば、カーペットを貼れる内装業者を見つけて、見積もりに来てもらって、どのカーペットにするか打ち合わせて選んで、家具を全部どけて、マンション管理組合に申請して、あー面倒。時間かかる。しかも高い!

ウォッシュテックのカーペットクリーニングだったら、「たった1日、数万円」。簡単です。おすすめです。

2012年2月 7日
「磨く」道具

ウォッシュテックのハウスクリーニングで使用している「ハンドポリッシャー」のアタッチメントの一部。

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ハンドポリッシャーとは、両手で支えるようにして持ち、回転の動作を行う電気機器です。(本体は、画面下側に写ってます)磨いたり洗ったりする素材によって、高速と低速を使い分け、素材に触れる道具(アタッチメント)も、その都度付け替えます。

植毛ブラシは、毛の材質や密度、長さや角度、毛のしなり具合で使い分け。工場でオーダーメイドしているものもあります。パッド類と機械本体を繋ぐ「パッド台」は、市販で売っていないサイズであることも多いため、金具や板で自作したり…。スポンジパッドやマイクロファイバーパッドも、いろいろ。私の母が毛糸で編んでくれた「手作り感たっぷり!」の道具も、活躍中です。

人工大理石?FRP?鏡?強化ガラス?ステンレス?大理石?御影石?陶製タイル?さまざまな素材の、さまざまな汚れに対応してゆくためには、相応の道具が必要だと思います。

汚れが落ちない、傷だらけになる、薬品で焼けて変質する…というようなハウスクリーニングで起こりがちなトラブルは、素材と汚れに真摯に向き合っていけば、多くが防げると思います。道具で解決できるもんならば、道具を導入せなあきません。

「真心こめて、ブラシでゴシゴシ磨きます。腕が痛くなるほどに!」それは、「丁寧」「きちんと」ではありません。キレイにならない道具を、その材質に使っているから、長い時間かけても効果がないか、削り取っている、ということにもなるからです。

道具や洗剤の導入を渋ってハウスクリーニングを続ける人の話をよくよく聞いてみると、とどのつまり、機械や部品を買うと、高くつくから…何を使えばいいのかも分からないし…というのが本音だったりもします。

ハウスクリーニングのプロを名乗り飯を喰う清掃業者ですら、そういうことになっているわけですから、ご家庭で日々行われている日常的なお掃除なら、なおさら。「汚れが落ちない」「時間ばかり掛かって、うまくいかない」と、悩まれる方も多いです。ご家庭でお掃除に費やされる時間やコストは、とても小さいですから、素材と汚れにミスマッチな道具や動作になりがち。思うままの綺麗さには到達しにくいものです。

たとえばフワフワのスポンジ生地に生クリームで美しくデコレートされたケーキを作るとき、「私が自宅のキッチンで」と「バッチシ整った設備で管理し、パティシエが」では、仕上がりに大きな差が出ます。いくら愛情を込め、手間暇かけたとしても、見た目にも味にもシビアなものがあります。

私たちハウスクリーニング業者は、限られた時間内で成果を出さねばなりません。多種多様な道具を吟味して導入し、経費を掛け、その道具を完全にオペレーションして効果を最大限に引き出しながら時間をギュッと縮めて、やっとこさ「頼んで良かった、次も絶対来てください」とお客様から言っていただける仕事になるんだと思います。

2012年2月 2日

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