横浜市港北区にて、ユニットバスのハウスクリーニング。
バスルーム、浴槽側の壁に設置されたポール。棒の部分はステンレス、支点はメッキ加工。
なんか...ヒョウ柄?!
これは、天井に設置された浴室換気乾燥機から噴出する熱風がステンレス・メッキに直接当たり、水道水中に含まれているミネラル(カルシウム、マグネシウム、ナトリウムなどの金属)が、ガチガチに固く焼きついた跡です。指で撫でるように触ると、わずかに段差を感じ、凹凸になっていることが分かります。
お客様によりますと、アニマル模様になっちゃっていることに気付かれてからは、布でキッチリ拭いてみる、スポンジで洗ってみる、お酢で数時間かけて湿布してみる、歯磨き粉を付けて歯ブラシで磨いてみる、色々トライされたそうす。しかし、ほぼ変化ナシだったそうです。
「おばあちゃんの知恵袋っぽい掃除の裏ワザを色々ネットで調べて試してみましたが、どれもキレイになりません」と、お困りのご様子。
浴室クリーニング後の、ステンレスとメッキのポール。
本来の、なめらかな光沢が戻りました。握ってみても、プルッキュッと、ニュートラルな感触です。ステンレスとメッキが、キラリと輝いて、新築時のような質感を取り戻すと、直線的なデザインが、おしゃれに際立ちます。
ハイテクな装備を駆使し、手で触りながら、目で見ながら、浴室内にある素材ひとつひとつの本来の美しさを、ていねいに甦らせます!
金属の表面をアニマル柄に変貌させてしまった水垢(水道水中に含まれるミネラル。水道水も元を辿ればミネラルウォーターです!)もまた、金属です。ステンレスを、削らず、傷つけず、元通りの質感になるよう滑らかに取り去ることは、やはり難しいことだと思います。
そこはひとつ、おばあちゃんの知恵袋よりも先に、社長・中島の腰袋(ツールボックス)を頼ってみてください(笑)。