東京都品川区、戸建の外階段から玄関アプローチにかけてのタイルをクリーニング。
こちらの玄関、2年半ほど前にクリーニングをさせて頂いたタイルです。外構クリーニングのページにも、ハウスクリーニング施工例として掲載させて頂いております。
アプローチ脇の植栽が更に大きく育ち、多量の腐食した落ち葉が表面を長期にわたり覆い、しかも枝が茂って日が当たらず乾燥しにくい状況から、再びかなり汚れてしまいました。思い切って植栽を剪定された機会に、再度ご依頼くださることに。
タイル表面は黒ずんで、濡れた状態ではヌルヌルと滑りやすい状況です。タイルに鼻を近づけると、カビのような土臭い臭いがします。
こういった手ごわい汚れを、どのように洗浄してゆくのか…?今回も、クリーニングの作業手順を詳細にご紹介いたします!
まずは、最も汚れが厳しい箇所でテスト。状態をチェックし、使用する洗剤や作業の方針を決めます。「ん〜、全体を○○倍希釈で洗って、ポイント的にアレとアレを…、で、アレだな」と、社長、ぶつぶつ言ってます。
下洗い。柔らかなブラシで洗浄剤を塗布して(写真下側)、ポリッシャーで洗浄(写真上側)します。
下洗いで、これだけの汚れを落とせました。ドロドロ〜、真っ黒な汚れが流れ落ちていきます。もちろん、ウォッシュテックで使用している洗剤は、環境基準をクリアし安全性が高いもののみ。手袋やカッパを着ているのは、洗剤が危険だからというよりも、水が冷たくて寒いからです。
濡れた状態では、汚れの残りや、水垢のような白いまだらな汚れを、しっかりと目で見て確認することができません。汚水はウェットバキューム(水を吸い取れる業務用掃除機)で回収し、モップを掛けて、速やかにドライな状態にします。
…これで、おしまい?玄関タイルの汚れ、チョロいもんだな〜、と思いきや。写真をご覧になると、お分かりになりにくいかと思いますが、タイルの表面には、まだまだ汚れや、くすみが見られます。下洗いに続いて、取り残した汚れに対処してゆきます。
長くなりそうなので、次回に続きます。→タイルの下洗いから作業完了まで